女優の武田梨奈が、東海テレビとWOWOWの共同製作ドラマ『ミラー・ツインズ』(Season1=フジテレビ系:4月6日スタート、毎週土曜23:40~ / Season2=WOWOW:6月8日スタート、毎週土曜22:00~)に出演。役作りで、ショートカットを披露する。

  • 『ミラー・ツインズ』に出演する武田梨奈=東海テレビ提供

藤ヶ谷太輔演じる刑事・葛城圭吾が、20年前に起きた誘拐事件によって離れ離れになってしまった双子の兄・勇吾と、存在意義をかけてぶつかりあう心理サスペンスの同作。武田は、石黒賢演じる捜査一課長の娘で、所轄の刑事・久能詩織を演じる。詩織は父親の背中を見て育ち、自ら男社会の警察に飛び込んだ芯の強さを持つ女性で、その真っすぐな性格を反映するため、髪をばっさり切ることを武田自らから提案したという。

ロングヘア時代の武田梨奈

武田は「お仕事で一日警察署長などをやらせていただいたことがあるんですけど、その時に女性の警察官の方とお話をする機会があって。そこで伺ったのが事件などがあると“男も女も関係ない”という警察ならではの世界観でした。今回、私が演じる詩織も警察という組織の中で性別に関係なく奮闘している女性なので、その思いを表現するために髪を切る提案を監督にしてみたんです」と経緯を説明。ショートカットは中学生時代以来で、ここまで短くしたのは「人生初かも」と笑顔を浮かべた。

また、「一番変わったのは、シャンプーが楽になったこと(笑)。事件があると女性警官の方もお風呂になかなか入れなかったりすると聞いていたので、こういうことか!と納得しました。また髪の毛を切って、詩織と同じように私も覚悟が決まりました」と心境を語り、「藤ヶ谷さん、高橋克典さんと一緒のシーンが多いのですが、負けないように精いっぱい背中を追いかけようと思います!」と意気込んだ。

武田は空手の有段者でもあり、アクションができる女優としても有名。この先、ドラマの中でアクションを披露する予定だ。