オーネットはこのほど、「中高年のセカンドライフに関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は2月8日~15日、45歳~69歳の男女1,073人を対象にインターネットで実施したもの。

  • あなたの現在の「幸福度」は、どれにあたりますか?

    あなたの現在の「幸福度」は、どれにあたりますか?

現在の幸福度はどのくらいであるか尋ねたところ、73.4%が「幸せである」「やや幸せである」と回答した。男女別に「幸せ」「やや幸せ」と答えた人の割合をみると、男性は70.9%、女性は75.8%で、女性の方が男性よりも幸福度が高いと感じていることがわかった。

年代別では男女ともに65歳~69歳の幸福度が最も高く、次いで60歳~64歳となっている。幸福度が低い年代は、男性は「45歳~49歳」(65.2%)、女性は「55歳~59歳」(67.5%)だった。

続いて、「幸せである」「やや幸せである」「やや不幸せである」「不幸せである」と回答した4つのグループ男女別に、65歳以降のセカンドライフに望む点について尋ねた。

まず、男性のグループにおいて全体的に高い割合を示した項目は、「経済的余裕がある」「ゆったり過ごす」「趣味を満喫する」「旅行を楽しむ」だった。幸福度の高いグループと低いと回答したグループでは、「家族に囲まれている」「話し相手がいる」「旅行を楽しむ」の項目で差異が見られた。

  • あなた(男性)が理想とするセカンドライフとはどういうものですか?

    あなた(男性)が理想とするセカンドライフとはどういうものですか?

女性のグループでは各グループによって回答ボリュームに大きな差異があった。「不幸である」と回答したグループは「時間を気にせずゆったりすごす」が多い。「趣味を満喫する」「話し相手がいる」「家族に囲まれている」は、他グループと比較して回答割合が少なかった。

「やや不幸せ」と回答したグループの回答は、「経済的余裕がある」状況を望む傾向が他のグループより10ポイント近く高かった。さらに「趣味を満喫する」という回答ボリュームが他のグループよりも高くなっている。

  • あなた(女性)が理想とするセカンドライフとはどういうものですか?

    あなた(女性)が理想とするセカンドライフとはどういうものですか?