山陽電気鉄道は26日、大塩駅の橋上駅舎化と歩道橋整備に着手すると発表した。駅機能の向上を図る「鉄道駅総合改善事業」として、姫路市と協力して行うもので、歩道橋整備については姫路市が事業主体となる。

  • 橋上駅舎化後の大塩駅南側イメージ

  • 橋上駅舎化後の大塩駅北側イメージ

事業完了後は駅の南側からアクセスが可能となり、エレベーターや多機能トイレなどのバリアフリー設備によって利便性も向上。上りホームの延伸により、これまで直通特急などで実施してきた1両扉締切扱い(ドアカット)も解消される。構内踏切は廃止する。

その他、大塩駅東側にある「大塩踏切道」の歩道拡幅や駅前広場整備、付近道路の交差点改良などの周辺整備もあわせて実施する。事業完了は2021年3月を予定している。