東武鉄道と東京メトロ26日、相互直通運転を行う東武線と東京メトロ日比谷線において、2020年度から新たに有料着席サービスを導入すると発表した。車両は東武鉄道70000系をベースとしたロング・クロスシート転換車両70090型を新造する。
相互直通運転を行う東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインでは、それまでの車体長18m・片側3ドア(一部5ドア)・8両編成の車両に代わり、2017年から新型車両の東京メトロ13000系・東武鉄道70000系を導入。両形式とも車体長20m・片側4ドア・7両編成とされ、主要機器や車内設備の仕様も極力共通化されている。東京メトロ日比谷線では車両更新の終了後、2020年度からホームドアの整備が進められる。
東武鉄道・東京メトロの発表によれば、東武線・東京メトロ日比谷線の相互直通運転における有料着席サービスの導入はこれが初とのこと。東武鉄道の日比谷線直通車両70000系をベースとしたロング・クロスシート転換車両70090型を新造し、通勤・通学や外出時における快適性・利便性の向上を目的に、2020年度に運行開始する予定。運行区間・運行時刻・停車駅・料金などの詳細は「決まり次第別途お知らせいたします」としている。