バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENの「ファイナル8」の久光製薬スプリングス対NECレッドロケッツ戦が3月24日、ゼビオアリーナ仙台で行われ、スプリングスがセットカウント3-0(25-21、25-23、25-16)で勝利した。同試合はレギュラーラウンド上位8チームによる「ファイナル8」の最終戦で、この日の勝利によってスプリングは7戦全勝で「ファイナル/グランドファイナル(優勝決定戦)」への進出を決めた。

  • 24日の試合で力強いスパイクを何本も決めた野本梨佳選手(写真は1月の対JTマーヴェラス戦より)

    24日の試合で力強いスパイクを何本も決めた野本梨佳選手(写真中央: 写真は1月の対JTマーヴェラス戦より)

第1セットの序盤は互いに譲らない拮抗した展開が続いたが、スプリングスはフォルケ・アキンラデウォ選手のサービスエースなどでゲームの流れを手繰り寄せ、そのまま先取する。続く第2セットはレッドロケッツにリードを許す苦しい時間が続いた。だが、この日チーム最多得点をあげた野本梨佳選手のアタックで追いすがるスプリングスは、終盤に一気に逆転するとそのまま逃げ切った。第3セットは、2セット連取した勢いそのままにスプリングスの各選手が躍動し、大差でものにした。

レギュラーラウンド同様、「ファイナル8」でも2位以下を大きく突き放す実力差を見せつけたスプリングスは次節、4月6日に武田テバオーシャンアリーナにて開催される「ファイナル(決勝)」で3月30、31日に行われる「ファイナル3」(東レアローズ対JTマーヴェラス)の勝者と対戦する。