バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENの久光製薬スプリングス対JTマーヴェラス戦が1月13日、加古川市立総合体育館で行われ、スプリングスがセットカウント3-0(33-31、25-19、25-17)で勝利した。

WESTERN CONFERENCEの1位と2位による直接対決となったこの試合。2位のマーヴェラスは首位との差を縮めるチャンスだったが、ホームの多くのファンの声援を受けたスプリングスの壁は高かった。

試合は、第1セットから激しい攻防が続いた。マーヴェラスが6連続ポイントを奪えば、スプリングスは191cmを誇るフォルケ・アキンラデウォ選手の攻守にわたる活躍を中心にくらいつく。一進一退のままデュースに突入し、最後はスプリングスの石井優希選手がスパイクを決め、30分を超える熱戦に終止符を打った。

  • 力強いアタックを打ち込む石井優希選手(写真中央)

第2セットも、スプリングスは石井選手やミドルブロッカー・岩坂名奈選手の速攻などで着実に点を重ねていった。マーヴェラスも負けじと複数本のサービスエースを決めるが、終盤に多彩な攻めを見せたスプリングスが連取。続く第3セットは、2セットを奪った勢いそのままにスプリングスが押し切った。

マーヴェラスには前回土をつけられているだけに、「入念な準備をして本日の一戦を迎えた」と話した酒井新悟監督の期待にメンバーが応え、雪辱を果たした。

13日終了時点でWESTERN CONFERENCEの首位は依然として久光製薬スプリングス(勝ち点34)で、以下にJTマーヴェラス(同27)、トヨタ車体クインシーズ(同26)となっている。一方のEASTERN CONFERENCEはNECレッドロケッツ(同20)、日立リヴァーレ(同18)、デンソーエアリービーズ(同18)、という並びとなっている。