久光製薬はこのほど、茨城県つくば市にある筑波研究所の一角で「久光製薬アートプロジェクト」の作品展示を開始した。同プロジェクトは2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会でオフィシャルパートナーを務める同社の取り組みの1つ。

  • 茨城県つくば市にある久光製薬の筑波研究所

同プロジェクトは「東京2020公認プログラム」にも認定されている。東京2020公認プログラムとは、スポーツのみならず、文化芸術、地域での世代を超えた活動、 被災地への支援などを通じて、参加者自らが体験・行動し、未来につなぐことを目的としたプログラムだ。

今回の展示は、2018年10月に完成した、佐賀県鳥栖市の久光製薬九州本社近くにある西公園に建設中のミュージアムの仮囲部分に設置された「久光製薬 仮囲いアートプロジェクト」に次ぐ第2弾。「私が参加する東京2020オリンピック・パラリンピック」をテーマに、地域の子どもたちが描いた作品を、研究所の一角に展示している。今回は、より多くの人に見てもらえるよう、敷地内の2つの道路が交差する角のエリアに看板を設置したという。

  • 「久光製薬アートプロジェクト」で展示された作品

同社の担当者は「郊外なので東京都内に比べると、開催が間近に迫ったオリンピック・パラリンピックへの気運がなかなか実感できないのですが、こうして作品を目にすると、『よりオリンピック・パラリンピックを身近に感じ、実感が湧いてくる』というお声を道行く人たちや来社される方からもいただいています。弊社がオフィシャルスポンサーであることを知っていただくきっかけにもなっていると思います」とコメントしている。