京成電鉄は四ツ木駅の駅舎にアニメ『キャプテン翼』のラッピングを施した。3月4日には、原作者の高橋陽一氏と、同作品の熱烈なファンとして知られるアンドレス・イニエスタ選手(ヴィッセル神戸)を招いたオープニングセレモニーが開かれた。

  • オープニングセレモニーの様子

四ツ木駅がある東京都葛飾区は、高橋氏が葛飾区四つ木の出身であり、『キャプテン翼』の主人公・大空翼が小中学校時代を過ごした「南葛市」も、高橋氏の出身校である都立南葛飾高校にちなんで命名されたという。こうした縁から、葛飾区では『キャプテン翼』を活用したさまざまな取組みを展開。その一環として、高橋氏とゆかりの深い四ツ木駅を同作品のキャラクターで装飾することとなった。

3月4日に行われたオープニングセレモニーでは、主人公・大空翼を多数のきっぷを並べて描いた「きっぷアート」の除幕や、高橋氏とともにこの企画のオフィシャルサポーターに就任したイニエスタ選手の等身大像の除幕式などが実施された。

  • 『キャプテン翼』の主人公・大空翼の「きっぷアート」

  • (写真左から)イニエスタ選手等身大像、イニエスタ選手、大空翼像

京成電鉄は今後も葛飾区や集英社の協力を得てさまざまな企画を展開し、『キャプテン翼』ゆかりの地として葛飾のPRを行うとしている。