メディケア生命保険は3月13日、「病院選び・医者選びに関する調査2019」を発表した。調査は2月15日~18日、直近1年以内に病院・医院・診療所・クリニックを受診したことがある20歳~59歳の男女1,000名(男女各500名)を対象に、インターネットで行われた。

  • 病院選びで重視すること

    病院選びで重視すること

かかりつけ病院があるか聞いたところ、66.5%が「ある」と回答。特に、「北海道・東北」では72.4%と最も高い割合を示し、次点は「東海」で71.7%という結果に。一方、最も低かったのは「北陸・甲信越」で51.4%だった。

受診する病院を選ぶ際に重視している点を聞くと、「病院の評判」(62.6%)、「近所、行きやすさ」(50.0%)、「医師の評判」(39.8%)、「医師・スタッフの対応の丁寧さ」(31.8%)が上位に挙がった。

  • 病院に行って不快に感じたこと

    病院に行って不快に感じたこと

調査によると、「病院に行って心から感謝した経験がある」人は51.3%、「病院に行って不快な思いをした経験がある」という人は63.5%に。どのようなことで不快な思いをしたか聞いたところ、「医師・スタッフの横柄な態度」(57.2%)が最も高く、次いで「医師・スタッフの不親切な対応」(43.9%)、「待ち時間が長い」(41.9%)、「医師・スタッフの無愛想な態度」(41.6%)と続いた。

また、「しっかり説明をしてくれない」(31.5%)や「いい加減に診察された」(25.4%)など、診察内容が十分ではないことを不快と感じた人も多かった。

  • どのような医師に診てもらいたいと思うか

    どのような医師に診てもらいたいと思うか

どのような医師に診てもらいたいと思うかを聞いたところ、「説明がしっかりしている」(72.2%)、「話しやすい」(64.7%)、「的確なアドバイスをくれる」(62.6%)が上位に。

性年代別にみると、20代では男女ともに「優しい」医師を求める傾向にあり、50代女性では「的確なアドバイスをくれる」(75.2%)や「経験が豊富」(53.6%)などが高く、医師に医療レベルの高さを求めていることが伺えた。