ビール大びん490円! 「いっちょう神楽坂店」で飲みまくれ

春らしい陽気になってくると、早くも恋しくなってくるのが、ビール。一日中仕事で駆けずり回ってから、居酒屋でグビグビっと飲み干すビールの美味さは格別。できることなら毎日飲みたいものだ。でも、さすがにお小遣いに限りがあるし……そんなお財布が気になるサラリーマンにもってこいの居酒屋が「いっちょう神楽坂店」だ。

とにかくドリンクがめちゃくちゃ安い。瓶ビールの大びんが普通はありえない低価格なのだ

昔ながらの大衆風情たっぷりな店内

「いっちょう神楽坂店」は、JR、地下鉄の飯田橋駅から徒歩1分。大きな道路沿いにある……のだが、うん? 確かこのあたりのビルの2階にあるはずなんだけど、見当たらないぞ。ふと見ると、歩道に面した入口から細い階段が上に伸びている。横には「いっちょう」の文字。もしやこの上に? ついつい二度見してしまった。ちょっと知らないと入るには勇気がいるかも。

飯田橋駅を出て徒歩1分。通り過ぎちゃダメ! ここ、ここ!

一瞬たじろいでしまいそうな入口だが、危ぶむなかれ。階段を上ればすぐそこに、冷えたビールがあなたを待っている

ドキドキしながら階段を上ると、あったー! ありました、「いっちょう神楽坂店」。ホッとひと安心しつつ店内に入ると、昔ながらの大衆居酒屋という感じで、活気もあってとても良い雰囲気だ。

あった! ありましたよ、居酒屋「いっちょう」が! ホッとひと安心

対応してくれた店長の細谷勇気さんも、着ている服の見た目からしてなんだかお祭りみたいで活気ありまくり。細谷さんによると、リーズナブルでアットホームなお店をコンセプトに営業しており、周辺の企業に勤めている方々が仕事帰りに一杯飲んでいったり、二次会で利用されることが多く、毎日通っている常連さんもいるという。店内には昭和の懐メロが流れており、中年サラリーマンには超落ち着きそうな居酒屋だ。

80年代歌謡曲が流れる店内は古き良き居酒屋の雰囲気があり

ドリンクの安さに驚きっ!!

そんなお店の売りは、ドリンクの安さ。特筆したいのが、びんビールの価格だ。キリン、アサヒ、サッポロの大びんが、それぞれなんと499円（税別）で提供されている。びんビールが好きな人はわかると思うけど、これって相当安い。普通、居酒屋で大びんを頼んだらこんな値段では飲むことはできないはず。というか、酒屋さんで買ってきてもだいたい400円くらいはするから、とてつもなくお得だ。

カラフルなチューハイで楽しく乾杯!

各種ハイボール、チューハイも190円（税別）と激安な上、毎日オープンから18時30分までハッピーアワーを実施しており、ハイボール、チューハイともに150円（税別）になるという。そりゃあ、毎日通いたくなるわけだ。

酒がすすむメニューが豊富にラインナップ

料理の売りは、姉妹店の「やじろう日暮里本店」で「からあげグランプリ」の金賞を2年連続受賞しているという、「いっちょうの手羽先」（税別199円）。仕入れから保管まで一度も冷凍していない、生の国産鶏を使用。これ1本で満足できそうな大きさと、甘みがありピリッと辛いタレの味付けが、ビールとの相性抜群だ。これ1本で満足できそう、と書いておいてなんだけど、1本食べたらおかわりしたくなる、クセになること間違いなしの美味しさ。

ご自慢の手羽先はお酒がすすむ甘辛の味付け

また、レバーを揚げて油淋鶏風にした「油淋肝」（税別399円）は、カラッと揚げた衣とやわらかいレバーの食感が◎。

レバーを揚げて油淋鶏風にした「油淋肝」

そして筆者がかなりおすすめしたいのが、「揚げだし豆腐」（税別399円）。かつお出汁の絶妙な旨味と、片栗粉をつけて200℃の高温で揚げているという衣のカリッモチッとした食感が絶品であった。

揚げ出し豆腐は丁寧に作られた店長おすすめの逸品。マジで美味いです

お酒のおつまみとしてはもちろんなのだが、ごはんのおかずとして優秀なメニューという気がする。お気に入りの料理を見つけて、じっくり食べながらドリンクをガンガンおかわりして楽しむのがいいかも。

人気の手羽先やもつ鍋が楽しめる飲み放題コースもあるから、これからの時期、歓送迎会にももってこい。神楽坂といえば、オシャレで高級なお店も多いエリアだけど、価格を気にせずにリーズナブルなドリンクで楽しめる「いっちょう神楽坂店」は、まさに庶民の味方。1人でちょっと1杯、という人から、気兼ねなくたくさんおしゃべりしながら、たっぷりドリンクも飲みたい女性グループまで、是非気軽に足を運んでみてほしい。