西日本鉄道は3月23日、天神大牟田線のダイヤ改正を実施する。早朝時間帯を中心に福岡~久留米エリア間の利便性向上を図るため、列車種別や始発時刻の変更、優等列車との接続効率化に取り組むという。

  • 西鉄天神大牟田線は3月23日にダイヤ改正を実施

おもな内容として、花畑駅を始発とする列車の運行時刻・種別を平日・土休日ともに変更。久留米方面(津古~花畑間)から西鉄福岡(天神)駅へは従来より14分早く到着するようにする。一例として、花畑駅5時35分発、西鉄福岡(天神)駅行の普通を5時25分発に変更し、筑紫駅からは急行として運行する。

西鉄福岡(天神)発の早朝時間帯は平日・土休日ともに優等列車との接続効率化を実施し、西鉄福岡(天神)駅から久留米方面へは最大12分早く到着するようになる。たとえば西鉄福岡(天神)駅5時34分発、大牟田行の普通では、西鉄二日市駅で同駅始発、花畑駅行の急行と接続するようにし、西鉄二日市駅で普通から急行に乗り換えれることで、花畑~西鉄福岡(天神)間が従来より12分短縮される。なお、天神大牟田線では3月23日から、地域を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」も運行開始する予定となっている。

甘木線は最終列車の運行時刻繰上げや発着駅の変更を実施。甘木行の最終列車の運行時刻が約30分早くなり、甘木方面の最終列車の行先は北野行に変更される。甘木発の最終列車の時刻も約25分早くなり、甘木線の久留米方面への最終列車は北野発となる。