俳優の菅田将暉が主演する日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)。3日に放送された第9話では、菅田演じる柊一颯の授業に、生徒全員が涙を流した(※以下、ネタバレ要素があります)。

  • 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演する菅田将暉=日本テレビ提供

美術教師・柊一颯が、卒業直前のタイミングで、永野芽郁演じる生徒・茅野さくららを人質にとり、数カ月前に自ら命を落とした景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について授業を行うという衝撃の学園ミステリー。第9話では、一颯が最後の授業を行った。

一颯は生徒たちに「感情が麻痺した大人にはなってほしくなかった。想像力を働かせて、自分の言葉や行動に責任を持つ。決断をする前に踏みとどまって、これが本当に正しいのかを問いただす。そんな誰もが分かっているのできていない、考えることの大切さをみんなには伝えたかった」と、自らの目的を説明。

そのために、生徒たちを人質にとるという手段を使ったことについて「みんなには怖い思いをさせて、本当に申し訳なかったと思ってる」と謝罪した上で、「でも、この10日間で、見違えるほど変わってくれた。それが、何より…何より、うれしかった。俺を教師にしてくれて、ありがとう」と言い、深々と頭を下げた。

このシーンに、SNS上では「涙が止まらない」「こんな先生に出逢いたかった」「本当いなくならないでほしい…」といった声が続出。しかし、次回10日放送の最終話では、翌朝の8時にマインドボイスのライブ中継で全ての真相を話す…と語った瞬間、一颯の胸に銃弾が突き刺さるという衝撃の展開が予告されている。