エイチーム引越し侍はこのほど、2019年春の引越し料金に関する調査レポートを発表した。調査期間は2018年12月~2019年1月、調査対象は引越しの見積比較サイト「引越し侍」の提携引越し会社、有効回答は135社。

引越し料金の上昇率、「10~20%」が7.5割

  • 2019年繁忙期の引越し単価は、2018年と比べてどのくらい上がると思いますか

2019年の引越し繁忙期における引越し単価を尋ねたところ、過半数の53%が「上がると思う」と回答。他方、「変わらない」は39%、「下がると思う」は8%にとどまった。

2019年繁忙期の引越し単価上昇率を聞くと、「110%」が39%で最多。次いで「120%」が36%、「150%」が12%、「140%」が6%、「130%」が5%と続き、「10~20%」の単価上昇を見込んでいる引越し会社が75%を占めた。

過去の平均引越し金額の推移をみると、2017年は単身では7万8,397円、家族では13万1,449円、2018年は単身では8万7,197円、家族では15万5,368円。2019年の予想引越し金額は、2018年比110%の場合は単身が9万5,917円、家族が17万905円、同120%の場合は単身が10万4,636円、家族が18万6,442円となった。

2019年の繁忙期は、2018年よりも引越し件数を抑える予定はあるかとの問いに対しては、54%が「2018年と変わらない」と回答。一方、「増やす予定」は31%となり、「抑える予定」の15%を大幅に上回った。