タレントのりゅうちぇるがこのほど、都内で開催された「かんぽ Eat & Smile プロジェクト『漢方(かんぽう)ダイニング』オープニングイベント」登壇後にマイナビニュースのインタビューに応じ、妻のぺことの結婚後、それまでのトレードマークだったチーク、ヘアバンド、カラータイツのファッションをやめた理由、そして、ファッションを変えても貫いているポリシーを明かした。

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    ファッションについて語るりゅうちぇる

現在、「個人的な努力で」ダイエットをしているというりゅうちぇる。テレビに出始めた当初より、「10キロ以上違います。前まではお腹が減っているわけでもないのに夜中に口さみしいといってピザを頼んだりとか、そういうことを全然しちゃう系だったけれど、ある番組で血圧がすでに高かったんです。23歳なのに(笑)」と健康面に不安を覚えたそうで、「血圧がちょっと高かったから怖くなって。子供も生まれたし、今から育てていくから体を壊したら元も子もないなと思って、ダイエットを始めました」と自分ひとりの体ではないという自覚がそうさせているという。

目標としては「今年中には痩せたいですね」と追い込み系ではない、ゆったり作戦。「急に断食するとリバウンドがすごそうなので、止められて。いまはジムに通ったりしているんですよ。それでゆっくりゆっくり痩せていく感じ。見た目を変えたいですよね」とファッション面でも気を遣う。

それこそ視聴者的には、太ったことでそれまでのトレードマークだったチーク、ヘアバンド、カラータイツをやめ、時にシックなスーツ姿など新たなりゅうちぇる像を模索していると思っている人もいそうだが、「それはただ単にカラータイツ飽きた、ヘアバンきつい、チークもいいや、ってことなんです(笑)」とさっぱりしたもの。「2017年から変えたので、結婚してからですね。心境の変化的に」とタイミングを明かし、「2016年のハロウィンで、渋谷で僕のコスプレをしている人がめちゃくちゃいたんですよ。それでもう、僕は違う服を着てもいいかなって。みんなにこれがりゅうちぇるみたいな感じになってくれたからすごく光栄なことだったんです。だから2017年は前髪を切ってみたり、伸ばしてみたりし始めました」と真相を語った。

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また、派手なファッションは控えめになってはいるものの、その根本にあるポリシーに変化はないそうで、「けっこう前から変わらないですね。ヘアバンやカラータイツしている時はエアロビというか、アメリカの80年代で流行ったようなもの意識していたけれど、いまでも白人の男の子、外国人というイメージが軸にあるので、そこはずっとぶれてないかなって」。

世間一般ではイメチェンと思われがちだが、「ぺこりんも同じですけど、好きな映画やドラマで『ビバリーヒルズ高校白書』があって、ちょっと前のテイストがすごく好きなので、そのファッションをしているだけ」と自分自身を貫いているだけと語るりゅうちぇる。「もともとみんながしたいファッションはしたくない人で、原宿という場所が好きで、そこでスタイルを見つけて、このファッションをしていたりするので、だから全然変わってはいないんです」と自身のスタイルについて熱く語った。

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■プロフィール
りゅうちぇる
1995年9月29日生まれ。高校卒業後、原宿ショップ店員を目指して単身上京。原宿の古着店でショップ店員を務めながら読者モデルとしての活動を始めた頃、現在の妻である読者モデルのぺこと出会う。以後独特なキャラクターが人気を集め、2人ともテレビで大ブレイク。2016年12月にぺこと結婚、2018年7月に第1子・リンクくんが誕生。最近では、RYUCHELL名義で歌手デビューを果たしたほか、今年一番育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメンを表彰する「イクメン オブ ザイヤー2018」の芸能部門で選出されるなど、アーティストやパパタレとしても注目されている。