富山地方鉄道は今春、鉄道線・軌道線(路面電車)に駅ナンバリングを導入する。鉄道線は鉄道を表わす事業記号「T」と数字2桁の駅番号の組み合わせを角の丸い四角形で囲んで表記。軌道線は軌道を表す事業記号「C」と数字2桁の停留所番号の組み合わせを丸で囲んで表記する。

  • 富山地方鉄道が鉄道線・軌道線(路面電車)に駅ナンバリングを導入(写真は2013年撮影)

鉄道線では、電鉄富山駅が「T01」、宇奈月温泉駅が「T41」、立山駅が「T56」、南富山駅が「T61」などの表記に。駅ナンバリングは路線別に色分けも行い、本線は青、立山線は緑、不二越・上滝線はオレンジ色で表示する。3月16日以降、駅名標、路線図、運賃表示機、車内放送などで使用する。

軌道線では、南富山駅前電停が「C01」、富山駅電停が「C15」、大学前電停が「C22」、グランドプラザ前電停が「C25」などの表記に。方向別に色分けも行い、富山駅から南富山駅前方向は緑、大学前方向はオレンジ色、環状線方向は白で表示する。2月9日以降、停留所名標、路線図、運賃表示モニター、車内放送などで順次導入を進めている。