JR北海道とJR東日本は13日、春季・夏季・冬季に期間限定で北海道・東日本エリアの普通列車が乗り放題となる「北海道＆東日本パス」を発売すると発表した。「北海道＆東日本パス」と組み合わせて利用でき、北海道新幹線の立席(空いている席)と北海道内の特急列車の普通車自由席が1日間乗り放題となる「北海道＆東日本パス北海道線特急オプション券」も同期間に発売される。

  • 「北海道＆東日本パス」を2019年も発売(写真は東北本線の普通列車)

「北海道＆東日本パス」を利用すると、JR北海道・JR東日本をはじめ、青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行の快速・普通列車の普通車自由席、JR東日本のBRT(バス高速輸送システム)が連続する7日間、乗り放題となる。特例として、奥羽本線新青森～青森間と石勝線新夕張～新得間の特急列車等の普通車自由席に乗ることも可能。発売額は大人1万850円・小児5,420円。

「北海道＆東日本パス北海道線特急オプション券」は、有効な「北海道＆東日本パス」と組み合わせて利用することで、北海道新幹線新青森～新函館北斗間の立席(空いている席)と、北海道内の在来線特急列車の普通車自由席が乗降り自由となる特急オプション券。発売額は大人6,000円・小児3,000円。ただし、対象以外の区間にまたがって新幹線に乗車する場合、乗車した全区間の運賃と料金が必要。「グランクラス」やグリーン車・普通車指定席を利用する場合、乗車区間の特急料金・グリーン料金等のほか運賃が必要となる。

「北海道＆東日本パス」「北海道＆東日本パス北海道線特急オプション券」の春季の発売期間は2月20日から4月16日まで、利用期間は3月1日から4月22日まで。夏季の発売期間は6月20日から9月24日まで、利用期間は7月1日から9月30日まで。冬季の発売期間は12月1日から1月4日まで、利用期間は12月10日から1月10日までとなる。