きょう12日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、大分・由布院にある老舗旅館の若きおかみに密着する。

  • 「由府両築」おかみの緒方真美さん=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、大分・由布院にある老舗旅館「由府両築」のおかみ・緒方真美さん(36)だ。

創業90年を超える「由府両築」は、趣のある佇まいや小さな旅館ならではの行き届いたサービスが好評で、1カ月先まで予約が埋まるほどの人気ぶり。ここで、36歳のおかみとして奮闘している。

元々旅館業に足を踏み入れるつもりはなかったというが、ホテルマンだった父が独立後、別の経営者から買い取って「由府両築」の経営をスタートさせたのが15年前。その頃の緒方さんはファッションに夢中で、高校卒業後に東京の専門学校へ進学、その後「SHIBUYA109」のショップ販売員として働いていた。

転機は26歳のときで、父と共に旅館を切り盛りしていた母が体調を崩したため、帰省して旅館業を手伝った。そこで旅館を受け継ぐことを決意し、おかみとして新たな道に進むことになった。

今日まで何とかおかみを続けてきた緒方さんにとって、忘れられない出来事となったのが2016年4月の熊本地震。築90年を超える建物は半壊、営業停止に追い込まれ、旅館再開を諦めかけた。そんな彼女を救った出来事とは…。

緒方さんの細やかな接客を見て、感心する出演者たち。そんな中、スタジオの話題は夫婦ゲンカになり、青木崇高と妻・優香との間でたまに起きる夫婦ゲンカの中身に一同爆笑となる。