JR西日本は29日、北陸本線米原~木ノ本間を走行する「SL北びわこ号」に関して、この春は3月10日に運行され、蒸気機関車D51形200号機が牽引すると発表した。

  • 「SL北びわこ号」の今春の運行では、蒸気機関車D51形200号機が牽引(イメージ)

「SL北びわこ号」は1995(平成7)年から運行。2019年春季運転では、「デゴイチ」こと蒸気機関車D51形200号機が12系客車5両を牽引し、湖北路の米原~木ノ本間(22.4km)を走行する。運転時刻は米原駅10時9分発・木ノ本駅10時52分着。途中停車駅は長浜駅・虎姫駅・河毛駅・高月駅となる。

車内ではJR西日本の社員が乗客の写真撮影など思い出作りを手伝うほか、終点の木ノ本駅でもさまざまなイベントが開催される予定となっている。全席指定席(定員424名)で運行されるため、普通乗車券の他に指定席券520円(こども260円)が必要。運転日1カ月前(前月の同じ日)の10時から、おもな駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社で発売する。

あわせて「SL北びわこ号」の2019年の運転計画も発表。夏季運転は9月8・15・22日、秋季運転は10月13・20・27日、11月3・10日(すべて日曜日)となっている。機関車の形式は別途に告知される予定で、車両運用により計画を変更する場合もある。