小田急電鉄と小田急レストランシステムは25日、特急ロマンスカーの車内販売におけるプラスチック製ストローの使用を1月30日から廃止し、紙製ストローに変更すると発表した。

  • 小田急ロマンスカーの車内販売におけるプラスチック製ストローの使用が廃止に

小田急グループは事業やCSR活動を通じて「SDGs」(持続可能な開発目標)をはじめとする社会課題を解決し、社会への貢献や環境負荷の低減に努めている。こうした中、近年、地球規模で広がるプラスチックによる海洋汚染に関して、対処すべき深刻な問題のひとつと考えているという。

そこで今回、特急ロマンスカーの車内販売で使用されるプラスチック製ストローを廃止し、代わって紙製ストロー(三層ストロー用パイプ紙製)を使用することで、車内販売の利用者に環境保全への協力を求めていく。なお、特急ロマンスカーの車内販売において、2017年度は約11万本のプラスチック製ストローを使用していた。

  • 新たに使用開始する紙製ストロー

小田急グループは特急ロマンスカー車内のほか、「ホテル小田急」「ホテル小田急サザンタワー」など各施設でもプラスチック製ストローの使用中止を進めており、今後も環境に配慮した取組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくとのこと。