阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄における「ICOCA」「ICOCA定期券」の発売日が2019年3月1日に決定した。あわせて2019年2月28日をもって「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」の発売を終了することが発表された。

  • 阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄における「ICOCA」「ICOCA定期券」の発売は3月1日から

これら4社で利用可能な「レールウェイカード」は2017年4月に発売されたが、「ICOCA」「ICOCA定期券」の発売にともない、今年2月28日をもって販売を終え、改札機での利用は2019年9月30日までとなる(券売機・精算機では引き続き利用可)。共通ロゴマーク「スルッとKANSAI」の記載があるカードについても、改札機での利用を終了する。

「レールウェイカード」の払戻しは各社とも2019年10月1日から始まり、以降の5年間を払戻し期間とする予定。表面上部の背景色がマルーン色のカードのうち、裏面左上部に「阪急」と記載されたカードは阪急電鉄、「北急」と記載されたカードは北大阪急行電鉄、裏面左上部に記載のないカードは能勢電鉄での払戻しとなる。表面上部の背景色が青色、裏面上部に「阪神」と記載されたカードは阪神電気鉄道での払戻しに。なお、阪神電気鉄道の「ハープカード」も「レールウェイカード」と同時期に払戻しを行えるとのこと。

  • 表面上部の背景色がマルーン色、裏面左上部に「阪急」と記載された「レールウェイカード」の払戻しは阪急電鉄の全駅(天神橋筋六丁目駅を除く)と神戸高速線花隈駅にて取り扱う。郵送での払戻しも受け付ける

  • 表面上部の背景色が青色、裏面上部に「阪神」と記載された「レールウェイカード」の払戻しは阪神電気鉄道の梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅、神戸三宮駅の各駅長室にて取り扱う

これら4社での「ICOCA」「ICOCA定期券」の販売は3月1日から。ともに新規購入時はデポジット500円が必要。手持ちの磁気定期券を「ICOCA定期券」に変更することもできる。

阪急電鉄・能勢電鉄における「ICOCA」「ICOCA定期券」の販売は、阪急電鉄の各駅に設置している赤色の券売機(天神橋筋六丁目駅と神戸高速線花隈駅は除く)と同社の定期券発売所にて実施。能勢電鉄の定期券は川西能勢口駅でのみ販売される。阪急電鉄では3月1日以降、精算機において回数券と「ICOCA」「ICOCA定期券」を組み合わせての利用も可能に。北大阪急行電鉄における「ICOCA」「ICOCA定期券」の販売は、同社の各駅に設置している赤色の券売機(「ICOCA」は江坂駅を除く)と定期券発売所で行われる。

阪神電気鉄道では、大阪難波駅・東鳴尾駅・洲先駅を除く同社各駅に設置された青色の券売機(神戸高速線は緑色)と同社の定期券発売所で「ICOCA」を販売。「ICOCA定期券」は同社の定期券発売所と、一部駅に設置している自動定期券発売機にて販売される。