タレントのマツコ・デラックスが、23日に放送されたテレビ朝日系『マツコ&有吉 かりそめ天国』(毎週水曜23:20~24:20)で、タメ口の苦労を明かした。

マツコ・デラックス

マツコ・デラックス

来日15年の42歳外国人視聴者から、「日本人は外国人と話す時に、どうしてタメ口になるのでしょうか?」「見下されている気がします」といった内容の「お怒りメール」が番組に寄せられた。

ここから芸能人のタメ口に話題は流れ、有吉弘行の「マツコさんは“大きく”タメ口でしょ?」に、マツコは「そこは面倒くさいから、自分の中での区別は絶対にやめようと思っていて」と認め、「ドキドキしながら目上の方にも、ゆるやなタメ口でいくようにしているの」「相手がどんなに偉くても、へりくだらないようにあえてしてる」と告白。「唯一できないのが、美輪(明宏)さん」とも打ち明けて、笑いを誘った。

これを聞いた有吉は、「ローラと一緒だね」とイジり、スタジオは爆笑。マツコは、「ローラと一緒なの!? 流派でいうとそうか」と反応しつつ、一方では「オカマはその点、得させてもらってるよね」という見方も。

その真意を、「逆にこっちがへりくだり過ぎたりすると、みなさんの調子を狂わせてしまう。結構気を使ってゆるくしなきゃいけない時もあって。案外、面倒くさいのよ。面倒くさいけど、楽だとも思うわ」と複雑な事情を説明。また、タメ口に不快感を抱く人に対しては、「ちょっと話すと分かるじゃない? なんとなくその人が。この人はこれじゃない方がいいんだなと思ったら、ものすごく丁寧」に接するようにしているという。