男性社会人の定番のコスチュームであるビジネススーツ。普段、何気なく着ている人も多いと思うが、着こなし方によっては印象に大きく差がつくアイテムでもある。今回は、マイナビニュースの男性会員301名を対象にアンケートを実施し、「男性目線のビジネススーツのダサいと思う点」について聞いてみた。

  • ビジネススーツのダサいポイントは?

    ビジネススーツのダサいポイントは?

Q.男性のビジネススーツの着こなしに、ダサいと感じたことはありますか

「はい」(73.8%)
「いいえ」(26.2%)

Q.「男性のビジネススーツの着こなしに、ダサいと感じたことはありますか」で「はい」の方にお伺いします。どんな点が気になりましたか。下記より当てはまるものすべて教えてください(複数回答可)

1位「上着のサイズが合ってない」(51.8%)
2位「パンツがダボダボ」(41.9%)
3位「ネクタイの柄」(36.9%)
4位「パンツが短い」(36.0%)
5位「ネクタイの長さ」(28.8%)
6位「靴の先端が尖っている」(28.4%)
7位「シャツの柄が派手」(26.1%)
7位「スニーカーと合わせている」(26.1%)
9位「リクルートスーツのような全身ブラック」(21.6%)
10位「その他」(1.8%)

■総評

調査の結果、男性のビジネススーツの着こなしに、ダサいと感じたことがある73.8%、感じたことがない人は26.2%と、7割以上の男性が着こなしに難ありと感じていることがわかった。

どんな点が気になったかについては(複数回答可)、「上着のサイズが合ってない」が51.8%と半数以上の票を集めている。以下、2位「パンツがダボダボ」(41.9%)、3位「ネクタイの柄」(36.9%)、4位「パンツが短い」(36.0%)、5位「ネクタイの長さ」(28.8%)が上位に並んだ。上着やズボンのサイズやシルエットがマッチしていなかったり、ネクタイに違和感があったりすることがダサいと感じさせる大きな要因となっていることがわかる。

また、下位ではあるものの、6位「靴の先端が尖っている」(28.4%)、7位「シャツの柄が派手」「スニーカーと合わせている」(各26.1%)、9位「リクルートスーツのような全身ブラック」(21.6%)などの声も寄せられている。ビジネススーツの"着こなし"とは言うものの、足元の靴やスーツのカラーなども、他人に与えるトータルのイメージに影響している実態が浮き彫りになった。

一昔前に比べると会社員の服装はずいぶんとカジュアルなものとなった。企業によってはきっちりとしたスーツ姿は必須ではなくなり、業種や職種にもよるだろうがノーネクタイやノージャケット、場合によってはTシャツ姿でもOKという職場もあるだろう。

しかし一方で、例えば営業の現場などではまだまだスーツ着用がスタンダードであることも事実だ。特に前線で活躍するビジネスマンにとってはスーツ姿は正装であり、ある種の"勝負服"に近い感覚かもしれない。それだけにスーツの着こなしは仕事の成否を左右することさえある、ビジネスマンの大切な心得と言えるだろう。

今回、男性が同性のビジネススーツの着こなしに向ける眼差しは、かなり厳しいことがわかった。7割以上がスーツのダサい着こなしを認識しており、特に全体のサイズ感やネクタイとのコーディネートに関してシビアな視線を送っている。今回の調査を参考に、自身の着こなしが残念なものになっていないか、今いちどチェックしてみてはいかがだろうか。

調査時期: 2019年1月4日
調査対象: マイナビニュース男性会員
調査数: 301人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません