戸田恵梨香と大原櫻子のW主演映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)で、俳優・萩原利久の登場シーンを捉えた場面写真が20日、公開された。

  • 萩原利久と佐久間由衣

    『あの日のオルガン』で共演した萩原利久(左)と佐久間由衣

同作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちを守るために保育園の疎開に挑んだ保母たちの真実の物語。疎開保育園で奮闘する女性たちが中心となる中、唯一若き男子として彼女たちを支えるのが、地元の青年・信次を演じた萩原利久だ。

同作の舞台である埼玉県出身で2月28日で二十歳を迎える萩原は、2008年に芸能界デビューし、近年では『ちはやふる 上の句/下の句』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『あゝ、荒野』(17)などの話題作に数多く出演。堤幸彦監督が未来に期待するキャストを集結させた『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)、現在放送中の日本テレビ系『3年A組 ー今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)に起用されるなど、業界内の注目度も高い。

  • 萩原利久

ドラマ解説者・木村隆志氏によるマイナビニュース年始恒例企画「今年注目の若手俳優」にも選ばれた萩原。『あの日のオルガン』で演じた信次は、口数が少なく不器用ながらも、力仕事をこなして保母たちを支える、村一番の頼れる男。戦争で目を負傷したことから黒い眼帯を付け、陰のある雰囲気も漂う。今回公開された場面写真もその魅力を伝え、佐久間由衣演じるよっちゃん先生とのピュアな恋を予感させるシーンも捉えている。

萩原は「撮影現場では、女性の方が多くコミュニケーションを取れるか不安でしたが、皆さん気さくで楽しかったですし、子どもたちの無邪気で元気な姿が癒しであり、エネルギーでもありました。保母さんと子どもたちの関係を傍らからみていると、現場に入るたびに距離感が近くなっていくのをすごく感じました」と撮影を振り返り、「スクリーンを通して皆さんにも見ていただけるのではないかと思います」と呼びかけている。

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