合コン、というとどんなシチュエーションが想像されるでしょうか。居酒屋やちょっと小洒落たレストランで20-30代の独身男女が、例えば5人対5人というように同数集まって会話と飲食を楽しむ会、と言ったイメージをお持ちかもしれません。現代の合コン事情は、世情に合わせて進化を遂げています。

  • ビジネスマンが知っておくべき、進化を遂げた現代の"合コン事情"

    2,000回以上の合コン経験を持つ、男性向け恋愛アドバイザーが最新の合コン事情について解説

年代や形式も多様化した現代合コン

通常合コンというと上記のイメージでほぼ合っています。参加男性の年代ですが、晩婚化が進行している世の中ですので、参加者の年代は高齢化も進んでいます。特に、男性に目を向ければ40代や50代の方が参加することも珍しくありません。

また、人数も通常であれば5人対5人程度が多いですが、もう少し人数が多くなり、例えば10対10とか20対20といった大きい規模で開催されることもあります。参加者数が多い合コンは、一度の参加で異性の連絡先を数多く入手できる有益な機会です。

男女合計の参加者が20人を超えるような規模の大きい出会いのイベントは、パーティーと呼ばれます。合コンとパーティーに明確な定義の差はないのですが、一つの目安として、合コンは全員がテーブルに着席するのに対して、パーティーは主に立食が中心です。

合コンでは余程のことがない限り、近くに座っている女性が逃げていくことはありませんが、パーティーでは立食ゆえに会話に失敗すると、「ドリンク取りに行ってきます」「友達を迎えにいってきます」などと言い訳を言って、すぐに女性が離れていってしまいます。従って、パーティーでは合コン以上に初動の会話力が重要です。

「ホームパーティ」のメリットデメリット

通常は飲食店で行う合コンですが、これを個人宅で行うとホームパーティーと呼ばれます。ホームパーティーは、タワーマンションや高級マンションなどに住むハイステイタスな男性が主催者になるケースが多いです。職種で言うと、会社経営者・医師・弁護士などの士業、外資系証券・テレビ局勤務などの仕事をしている方をよく見かけます。

ホームパーティーの多くは、週末金曜日や土曜日の19、20時ごろから始まります。飲食店で飲んでいると時間制限があるので、決まった時刻になったら店を出なければなりません。一方、ホームパーティーは個人宅ですので、時間を気にせず長く楽しめるのが利点です。

夜が更けるにつれて、帰りたい人は自由に帰宅する自由解散形式です。終電過ぎまで飲んでタクシーで帰る女性もいますし、中には調子に乗って飲みすぎて、そのまま宿泊していってしまう女性も散見されます。

ホームパーティーでは、女性の歓心を買うために、良い食材の料理が供されることも多いです。有名な美味しいご当地鍋の食材を取り寄せたり、A5和牛肉や伊勢海老などの目玉食材を用意したりする場合もあります。

ホームパーティーの主催者の悩みは、近隣住民からのクレームです。高級マンションに静かな居住空間を求める住民も多いため、ドンチャン騒ぎを頻繁に行うホームパーティー主催者は隣近所から目の敵にされる場合も多いです。

近隣住民から管理会社に通報されて、賃貸契約の更新ができなくなったため引っ越しを余儀なくされたホームパーティー主催者も実際に存在します。高級マンションと聞くと壁が厚くて騒音問題など起こり得なさそうな印象がありますが、意外と壁越しに音が伝わり、近所からのクレームは多いのです。

近年人気が高い「バーベキュー合コン」とは?

他に、野外に焼き場を設置して肉や野菜をしながら男女で会話を楽しむバーベキュー合コンも人気のあるイベントの一つです。バーベキュー合コンは、海辺や川原もしくは郊外の公園と言った完全に野外のスペースで行う場合や、広い庭を持つ人の庭や、マンション住まいでもルーフバルコニーがある部屋の住人が主催する場合など、都心で開催されることもよくあります。

バーベキュー合コンは、焼き場の設営、荷物の運搬や火おこしなど、男らしさをさりげなく女性に伝えられる場でもあります。また、女性と一緒に肉や野菜を切ったり、水場が遠い場合は女性と一緒に水を汲みにいったりなど、女性と一緒に、場合によっては2人きりで共同作業作業をするチャンスが沢山あります。

なので、バーベキュー合コンは、男性にとって随所に女性と仲良くなるチャンスがある絶好のイベントです。天気が良く星空が見えるような郊外で夜にバーベキュー合コンができれば、さぞかし女性もロマンチックな気分になるでしょう。

チーム戦などの「変わり種合コン」

面白いところでは、合コンリーグという催しも開かれています。これは、男女がチームに分かれて合コンをリーグ戦で総当たりするという遊び心あるイベントです。

参加者は、1チーム2、3人程度のチームに編成されます。これを、例えば男女それぞれにつき、6チーム作ります。チーム編成が終わったら、テーブルに着席します。一つのテーブルにつき、男女それぞれ1チームずつ座っています。その状態のテーブルが6つあります。

その状態で、合コンをスタートします。10分経過したら、女性チームは動かず、全ての男性チームがそれぞれ時計回りに隣のテーブルに移動します。移動を5回繰り返すと全ての男女のチームがお話ししたことになり、ここで合コンは終了します。

続いて投票タイムがあります。各人が「一番印象的だった異性チーム」の名前を用紙に書いて投票します。男女それぞれについて、「優勝チーム」「準優勝チーム」を発表して、表彰してお開きとなります。

また、最近はママ活と言って、若い男性が、年上の女性に経済的援助を求めて、デートを行う活動が着目され始めています。こうしたニーズに即した合コンを提供する業者が出現するのも時間の問題でしょう。

このように、合コンは世の中の男女の価値観やニーズの変化に即応して、様々な形態が生まれてきています。今後も恋愛ニーズの多様化に応じて、多くのユニークな合コンが生み出されていくでしょう。

筆者プロフィール: アモーレ石上


1973年生まれ。埼玉県狭山市出身、在住。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、和光証券(現みずほ証券)、ベアー・スターンズ証券、バークレイズ証券、クレディ・アグリコル証券にて計17年営業マンとして勤務。現在は、一般社団法人スマート男子育成協会代表理事。2,000回の合コン経験と100名以上の女性との交際体験を経て、恋愛ノウハウを習得。かわいい彼女作りのノウハウを学べる「スマート男子養成講座」を展開し、理想の彼女を作り自信を持った男性を世に大量輩出することを使命としている。