俳優の向井理が、読売テレビ・日本テレビ系スペシャルドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』(今春放送)に出演することが16日、明らかになった。

『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』に出演する向井理=読売テレビ提供

土屋太鳳と百田夏菜子演じる、歌手になることを夢見るヒロインの奮闘と成長を描く同作。向井が演じるのは、元歌手のちょい悪男・浩一郎で、ひょんなことから翼(土屋)とつばさ(百田)に出会い、2人の人生を動かしていくキャラクターだ。ここまでヒゲをのばしたのは人生初となる役どころで、劇中では、オリジナルで書き下ろされた楽曲を披露する予定だという。

今回のオファーに「歌が得意ではないので、少し不安はありました。去年は、スマートな役柄が多かったので、今年はまったく違った役柄からの挑戦です」という向井。今作でのレコーディングが、昨年の仕事納めだったといい、「現場では、プロの方に『女性の詩なので、歌い上げるというよりかは、ささやくような感じの方でいこう』など、指導をいただきながらレコーディングしました。劇中用に、白いジャケットでの、ジャケ写を撮ったのですが、、、家宝にします」と語る。

また、土屋と百田の印象については「2人とも似てると思います。身長もほぼ一緒、年齢も一緒なので。土屋さんも百田さんも、第一線で活躍している方たちですので、自分が同じ年齢の時と比べると、とてもしっかりしていると思いました」とコメント。「家族みんなでみられる、歌のエンターテイメントになっているので、知っている曲があったら、一緒に歌いながら、見てほしいです」と呼びかけた。

中間利彦プロデューサーは「クールな役どころが魅力的な向井理さんが、浩一郎のような“愛すべきちょい悪”を演じたら、いったいどうなるのか?楽しみで仕方ありません! 今まであまり見たことのない向井理さんの新しい魅力に、ぜひご期待ください!」と話している。