フジテレビの永島優美アナウンサーが、きょう10日にスタートする同局のミニ番組『めざましテレビ25周年 日本つながるプロジェクト』(毎週木曜22:54~23:00 ※関東ローカル、初回は23:09~)で、本格的なナレーションに初挑戦する。

永島優美アナウンサー=フジテレビ提供

この番組は、東京1964オリンピック聖火リレーのルートを、約1年かけて“たすき”でつなぐ「日本つながるプロジェクト」で、ランナーたちの物語にスポットをあてるもの。

プロジェクトのスタート地点である沖縄の第1走者が感じていた思い、1964年当時最先端のシューズ技術、広島を走った姿を捉えた貴重なカラーフィルム、台風で中止となった幻の聖火リレー、当時流行った流行歌や子供遊びなど、知られざる「聖火の物語」が紹介する。

永島アナは「お話がきたタイミングが急でしたので…現場に行ってナレーション原稿を見て、『長編ナレーションのお話が初めて来たんだ!』と実感しました(笑)」とのこと。初めてのナレーションブースでの収録は「1人の空間で原稿と向き合って画に合わせて読む、自分の声だけが聞こえる、というのは声をなりわいにしている私たちにとってはすごくテンションが上がりますし、同時に緊張もしました。ですが、マイクに向き合う時間は自分を見つめ直す大切な時間でもあり、好きな空間だと改めて感じました」と感想を語る。

読み終えて、「ナレーションってものすごく体力が必要だと思いました。画面では、顔の表情や身ぶり手ぶりで伝えられる部分もありますが、声だけで感情を伝えることは難しいことだと改めて実感しました。いつか『ザ・ノンフィクション』や、ドキュメンタリーのナレーションにも挑戦できたらと思います」と意欲を示した永島アナ。今回の番組について「当時のオリンピックの映像やその地域の歴史や風景の移り変わりが、短い尺の中にもふんだんにちりばめられているので、ぜひご覧いただきたいと思います」と呼びかけた。