俳優のオダギリジョーが主演するテレビ朝日系ドラマ『時効警察』が、今年連ドラとして復活することが8日、明らかになった。

  • 左から麻生久美子、オダギリジョー -テレビ朝日提供

仮タイトルは『時効警察2019』。2007年以来、12年ぶりの復活となる新シリーズでは、オダギリ演じる霧山修一朗が出向していたアメリカのFBIから帰国し、再び総武署の“時効管理課”に戻ってきたところからスタート。時効捜査の“助手”・三日月しずか役で、麻生久美子も出演する。

オダギリは「12年も経過して復活する作品なんて、なかなかないと思うので、高齢化したキャスト&スタッフ手を取り合って、前作以上に面白い作品にしたいと思います」とコメント。

麻生は「まさか実現しないと思っていたので、この発表で現実になることに驚きを隠せません」と率直な感想を述べ、「私も12年分の年齢を重ね、“三日月しずか”もより残念さが増しているであろうことに不安が募りますが、怖いもの見たさと大好きなキャラクターをまた演じられる喜びで、うれしいような恥ずかしいような複雑な気持ちでおります」と話した。

さらに、「(脚本・監督の)三木聡さんとオダギリジョーさんのファンの私としては『時効警察』の復活はただただうれしいのですが、私自身どの様に関わっていけるのか、皆さまに満足していただけるように作っていけるのか不安があります」と明かしつつ、「“三日月しずか”という私にとって大切な愛しいキャラクターを演じる喜びを大切に三木さんやオダギリさん、他のキャスト、スタッフの方々と着実に愛を持って作っていけたらと思っております」と語っている。

テレビ朝日の横地郁英ゼネラルプロデューサーは「『時効警察』を放送したのは2006~2007年ですが、その後2010年に殺人事件の時効が廃止されました」と話し、「2019年ならではの『時効警察』を面白いドラマにして作っていきたいと思います。新しく加わるキャスト、スタッフにも、ご期待ください」と呼び掛けた。