タレントの明石家さんまと元SMAPの木村拓哉が、フジテレビ系バラエティ特番『さんタク』(来年1月1日16:00~18:00)で、寒ブリ釣りに挑む。

  • 木村拓哉(左)と明石家さんま=フジテレビ提供

この企画は、今年に入って一級船舶免許を取得した木村に対し、さんまが「船、乗ろうよ!」と提案したことで実現。「ブリを釣って、ブリ大根を作りたい!」というさんまの願いをかなえるべく、木村自らクルーザーを操縦し、ブリを探し求めて1泊2日の船旅に出る。同番組で釣りに挑むのは、13年ぶりだ。

船旅2日目の早朝6時に漁船に乗り込んだ2人。釣りのレクチャーを受けるさんまの隣で、釣り好きとしても知られる木村は、慣れた手つきで黙々と釣り糸を巻いていく。序盤こそ陽気に歌いながら釣りを楽しんでいたさんまだったが、何もヒットしない手応えの無さからか、「(釣りは)こんなにしんどいもんなのか?」と戸惑いはじめる。

そこで、木村は「釣りっていう感覚じゃダメですね。“漁”です」とアドバイス。さんまは、何事にもストイックな姿勢を見せる木村に感服した様子を見せるが、2人の釣り竿に魚がヒットする気配は一向になく、寒ブリ狙いの海釣りは予想だにしないハードモードに突入する。

木村も「相当プレッシャーっすね」とこぼし、「これで(ルアーを)食え!これで食え!」と念じながら必死に釣り竿を振り下ろし続ける。疲労の色が濃くなってきたさんまは「(ブリを売ってくれる)魚屋なら見つけてる」「海に潜りたい…」とボヤキ節がさく裂。ついには「頼むぞ、お前にかかってんねんぞ!」と、木村に期待をかけ始めるようになる。

しかし、そんなさんまが、先にあっさりとタチウオを釣り上げてしまうことに。すると、その様子を隣で見ていた木村の“負けず嫌い”が発動し、闘争心の燃え上がった木村は、船首付近でひとり黙々と粘り続ける。諦めない男・木村が終了時間ギリギリで釣り上げた“奇跡的な”獲物とは…。

釣果とともに港へ戻った2人は、木村の操縦するクルーザー「MARQUIS(マーキー)」で今回の船旅の終着点・逗子へ移動。ブリを釣れていればここで念願のブリ大根を食べることができるのだが、完成した料理を見て、2人はなぜか笑いが止まらない。

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