本日23日に最終回が放送された阿部寛主演のTBS系連続ドラマ『下町ロケット』(毎週日曜21:00~)のその後を描く『新春ドラマ特別編「下町ロケット」』が、2019年1月2日(21:00~23:15)に放送されることがこのほど、明らかになった。

  • 阿部寛主演『下町ロケット』

特別編では、今期で放送した第1章「ゴースト編」、第2章「ヤタガラス編」に出演した人気キャストが再び登場し、これまで描かれてきた物語のその後を描き、新たなステージへ突入。それぞれのキャラクターが目指す未来へと続く感動の物語となる。

最終回で、佃製作所は帝国重工と無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの性能をモーター技研によるテストで競い勝利。佃製作所製のエンジンとトランスミッションを採用した農業用ロボットは「アルファ1」から「ランドクロウ」と名前を変え、発売に先駆け殿村家に納品されることとなった。そして特別編では「ランドクロウ」がついに発売されるが、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」が好調で、売り上げに差が開く・・・。

「ゴースト編」以来の出演となるキャストも登場するなど、今までの放送を楽しんできた人はもちろん、今回の特別編で初めて『下町ロケット』を見る人も存分に楽しめる内容になっているという。

プロデューサーの伊與田英徳氏は「連続ドラマが終わった後すぐに、ドラマ特別編ができるのは大変光栄だと思います」と喜び、「日本の農業の未来を救うという夢を追いかけて様々な苦難を乗り越えてきましたが、このスペシャルで新たなステージに突入して、さらなるクライマックスを迎えます」と説明。

「これからの日本の農業は、無人トラクターや無人コンバインなどのロボット化が進むなど、ある種の転換期を迎えております。そして、その日本の農業を支えていく、しいては世界の農業を支えていくのが、日本のモノづくりの技術であってほしい。そんな思いが、このドラマの佃製作所をはじめとする技術者の思いに詰め込まれていると思います」と続け、「技術を支えるのは、人と人の絆だと思います。逆に、人間の嫉妬や、欲望にまみれながら、大企業の壁や、ライバル企業との確執などに立ち向かい、さらには自然の大きな力にどう立ち向かっていくのか、色々な世代の方に見ていただけるような感動ドラマになっていると思います」と見どころを語っている。

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