おもちゃたちの世界を舞台に人とおもちゃの絆を描いたディズニー/ピクサー『トイ・ストーリー』シリーズの最新作『トイ・ストーリー4』(19年7月12日公開)で、俳優の唐沢寿明とタレントの所ジョージの声優続投がこのほど、決定した。あわせて日本版特報&ティザーポスターも公開された。

『トイ・ストーリー4』

『トイ・ストーリー4』ポスター

ウッディ役の声を演じる唐沢寿明は「この作品を好きで居てくれる人が本当にたくさんいて、顔も似てきてる”っていう人もたまにいる。今でも子供たちに“ウッディ”ってよく呼ばれるくらい(笑)。『トイ・ストーリー』はシンプルでいて、でも決して子供向けということだけでなく、大人を納得させてしっかり感動できる作品」と自身が演じるウッディと作品について語り、さらに「(新しい物語は)全く想像がつかないけど、本当に世界中で愛されていて、楽しみにして下さっている方がたくさんいるので、その期待を裏切らないように、繊細にやらなければいけないと感じています」と新作への意気込みを語る。

また、バズ・ライトイヤー役の声を演じる所ジョージは「バズ・ライトイヤーは僕にとって相棒みたいな存在。20年以上声をやらせてもらって、こんなにうれしいことはないですよね。最初の『トイ・ストーリー』を観た小学生がもう30歳、40歳になっているわけで、その人たちが自分の子どもたちに『トイ・ストーリー』を観せて・・・と、バズ・ライトイヤーは未来永劫続きます!」とバズ・ライトイヤーへの深い愛と喜びを隠せない様子。「本当にあらゆる世代から待ち望んでもらえる作品で、自分自身も楽しみで仕方ないし、ぜひ期待してもらいたいです!」と最新作への期待を語る。

さらに、髪を三つ編みにしたカウガール人形ジェシー役には日下由美、顔のパーツをつけ替えられるジャガイモ頭のおもちゃミスター・ポテトヘッド役には辻萬長、ミセス・ポテトヘッド役には松金よね子、気が弱くておくびょうなティラノサウルスのおもちゃレックス役には三ツ矢雄二が前作に引き続き決定。また、プラスティック製のブタの貯金箱ハム役には咲野俊介、胴体がコイルのダックスフントの形をしたおもちゃスリンキー役には辻親八が新たに決定した。

世界初の長編フルCGデジタルアニメーションの映像として誕生した『トイ・ストーリー』。前作『トイ・ストーリー3』は、大学生になったアンディ(おもちゃたちの持ち主)とウッディやバズたちの別れが描かれ、第83回アカデミー賞アニメーション映画賞含む2部門を受賞し、日本でも興行収入100億円を超える大ヒットを記録した。

最新作『トイ・ストーリー4』は新キャラクター“フォーキー”の登場以外、物語については一切明かされていないが、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチといった「トイ・ストーリー」全作品に深く関わっているピクサーのレジェンド ストーリー・テラーたちがアイデアを持ち込んだという。

(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.