日本テレビは、映画『ALWAYS三丁目の夕日』などで知られる作曲家・佐藤直紀氏と読売日本交響楽団とタッグを組み、新元号への移行を彩る楽曲を制作した。タイトルは「新時代へ」で、今月23日放送の同局系『真相報道バンキシャ!』(毎週日曜18:00~)で、平成最後となる天皇誕生日の関連ニュースから使用開始する予定だ。

佐藤直紀氏

日テレは、19年4月30日~5月1日の「天皇陛下退位&新天皇即位」=「お代替わり」という時代の大きな節目の番組放送を彩る楽曲を、佐藤氏に依頼。新時代を迎えることへの高揚感、希望と期待ととともに、去りゆく時代へのオマージュも込められた壮大な楽曲となっている。

同局では『バンキシャ』を皮切りに約1年間、皇室の「お代替わり」に関するニュースをこの楽曲と共に放送するとしている。

佐藤氏は、この曲に込めた思いについて、「一言で言ってしまうと、良い未来になればということですね。新時代になったからといって何かが自然とよくなるわけじゃなくて、僕たちが新時代という中をよりよくするために生きていかなければいけない。未来に向けて、たとえばこれから生まれる子どもたちにとっていい未来がやってくるように、僕たちが責任を持ってやれることをやっていくべきなのかなと思います。そういう希望を込めて上に上がっていくようなメロディーを作りました」と話している。

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