お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉と濱口優が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『おかべろ』(カンテレ前編15日14:27~・後編22日同 / フジ前編18日24:45~・後編放送なし)に登場。ナインティナインの岡村隆史と、今年3月末の『めちゃ×2イケてるッ!』終了以来、初の共演を果たす。

  • (左から)濱口優、岡村隆史、有野晋哉=カンテレ提供

1993年に関東で放送されていた人気バラエティ番組『とぶくすり』から25年の仲だというよゐこと岡村。昔は大阪で活動していたよゐことナイナイだったが、お互いに距離を感じており、番組スタッフから「番組で話題を作るためにもっと仲良くしてください」と言われ、無理やり収録後に食事に行っていたという。有野は「それでもうわべだけで、本音を話していない感じだった」と振り返り、濱口からは、スタッフの意を汲んだ矢部浩之が「ネタづくりのために街でナンパしよう」と言い出したものの、岡村のせいで失敗に終わったというエピソードが飛び出し、若かりし頃の岡村の行動が明かされる。

よゐこのデビュー1年目のコント映像がカンテレに残っており、1991年10月に放送された『すとらびん式』という深夜のバラエティ番組でコントをする当時のVTRで、かなりシュールなネタを披露していたことが発覚。本人たちも「ようこれで売れたな!」と言い放つ始末で、有野は「ウケなければ、今日はお客さんが悪かったな、とか人のせいにしていた」、濱口は「当時はあれで自信マンマンでやってるで。大爆笑や!と思ってた」と言う。

岡村はよゐこのことを「当時からオシャレで、(めちゃイケ)出演メンバーと楽屋で仲良く話をしていた」と言う一方、よゐこは岡村のことを「ロケバスでもずっと1人で台本読んでるか、ディレクターと打ち合わせしてたよな」と、ストイックな印象だったと回想。

有野から「病気で休んでから丸くなったよね」と言われると、岡村は「今までは、すべったら全部自分のせいやと思ってた。でも休んだら、俺だけのせいちゃうやん!って。よゐこのせいでもあるし、極楽とんぼのせいでもあるし、オアシズ、(鈴木)紗理奈のせいもあるって、メンバーそれぞれに振り分けることができるようになって、楽になった」と長期療養を経て、考え方が変わったことを告白する。一方、よゐこも『めちゃイケ』に復帰してからの岡村の変化を語る。