俳優の沢村一樹が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事ゼロ』(来年1月10日スタート、毎週木曜 20:00~ ※初回2時間SP)のレギュラーキャスト陣が発表された。

  • 『刑事ゼロ』キャスト陣 -テレビ朝日提供

優秀な刑事だったが、ある事件がきっかけで刑事になった直後からの20年間の記憶を失ってしまった時矢暦彦(沢村一樹)が、コンビを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)とともに、五感と洞察力で事件を解決へと導いていく同作。脚本は、『相棒』『科捜研の女』『スペシャリスト』などのヒット刑事ドラマを手がけてきた戸田山雅司氏が担当する。

長年、時矢とコンビを組んでいたベテラン刑事・福知市郎を寺島進が演じる。一方的に時矢をライバル視しており、時矢が失脚すれば、自分が次の主任になれると思い込んでいる人物だ。寺島は「時矢は敏腕刑事が記憶を失ったという設定で、記憶喪失前とその後の"ビフォーアフター"を演じ分けなければいけないので、すごく難しい役だと思います」と述べ、「ドラマ作りの中で、僕なりに少しでも主役をサポートできれば、と思っています」と語る。

そして「このドラマは、『木曜ミステリー』の中でもエッジが効いていて、画期的な作品。トライしていこう、という意気込みを現場で感じます! 今までにない異色作になると思いますので、ぜひ楽しみにしてください」と意気込んだ。

福知と新たにコンビを組むことになった若手刑事・内海念也役には、NHK『おかあさんといっしょ』の11代目うたのおにいさん、横山だいすけが決定。「"おにいさん"とは真逆のような存在かな、と思いながら、しっかり演じようと気持ちを引き締めています」とコメントした。また、時矢の大ファンを公言する鑑識課員・背川葉奈役を猫背椿が演じ、上役の顔色ばかり見る“ヒラメ上司”根本留夫役を渡辺いっけいが演じる。

さらに、時矢の別れた妻・奥畑記子を財前直見が演じる。財前は「沢村一樹さんのことは以前から知っているので、元夫婦間に漂う"慣れ親しんだ感"が自然と現れるのではと思います。瀧本美織ちゃんとも以前、母娘を演じたことがありますし、よく知っている共演者が多いのでこれから楽しく撮影を頑張っていきたいと思っています」と語った。

そして、時矢の伯父で町医者の生田目守雄役で武田鉄矢が登場する。武田は「主演の沢村一樹さんはなかなか爽やかで愉快な方なので、作品としてとてもうまくいきそうで、私自身も楽しみにしています」と話した。