女優の中村アンと俳優の小手伸也がこのほど、フジテレビ系月9ドラマ『SUITS/スーツ』(毎週月曜21:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は、17日に15分拡大で放送される。

  • 小手伸也(左)と中村アン=フジテレビ提供

織田裕二演じる甲斐正午の秘書・玉井伽耶子を演じる中村と、甲斐のライバル弁護士・蟹江貢を演じる小手は、そろってクランクアップ。撮影を終えて、中村は「撮影期間中は、ずっと緊張していました。演じる伽耶子をつかむまで、最初は探り探りでしたが、ようやく少しつかめたところで終わってしまうのはさみしいですね」と振り返った。

印象に残ったのは、共演シーンの多かった織田とのやり取りとのことで、「織田さんは常に、感情の動きなどを配慮してくださっていて、“こうしよう”ではなく“こうしたらどうかな?”と、共演シーンでご提案いただいたことが印象深いです」と回想。また、「キャストの皆さんで、続編ができたら良いねと話していました。やっと、伽耶子をつかみ始めたところなので、そんな夢のようなお話があればぜひ!」と意欲を示した。

一方の小手は「長いようで、あっという間の3カ月という感じですね。お話をいただいた際は、事の重大さに肝の冷える日々を過ごしていましたけど(笑)、終わってみればすごく充実した日々を過ごさせていただきました」とコメント。

そして、「撮影当初、今後一番仲良くなるのがまさか中島くんとは思いもよりませんでしたね(笑)。芝居的な話ですと、やはり織田さんや(鈴木)保奈美さんとの共演ですね。最初はお二方と自分との格差がひどいと感じていましたが(笑)、お二方とも僕のことを共演者としてリスペクトしてくださって、保奈美さんは僕のお芝居を非常に楽しんでくださっていた感がありましたし、織田さんも僕との絡みがないと『カニ、もういなくなっちゃうのか、さみしいよ』なんて言ってくださって(笑)」と、印象深い場面を振り返っていた。

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