俳優の坂口健太郎が主演する日本テレビ系ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(来年1月19日スタート、毎週土曜22:00~ ※初回15分拡大)に、趣里、杉本哲太、市川実日子、志賀廣太郎、小市慢太郎、正名僕蔵、赤楚衛二が出演することが8日、明らかになった。

  • (上段左から)趣里、杉本哲太、市川実日子 (下段左から)志賀廣太郎、小市慢太郎、正名僕蔵、赤楚衛二

このドラマは、古家和尚氏のオリジナル脚本で、坂口演じる弁護士・黒川拓が、冤罪を晴らすという“奇跡”を起こすため、執念と情熱、そして科学を武器に逆転劇に挑むもの。拓に振り回される新米弁護士・和倉楓役で川口春奈、拓に力を貸す科学者・秋保恭一郎役で藤木直人が共演する。

さらに、拓専属のパラリーガルで一児の母でもある・城崎役の趣里は「今、この瞬間もどこかで起きているかもしれない冤罪をテーマに、初めてパラリーガルの女性を演じます。弁護士の方を補佐する役と真摯に向き合っていきたいと思います」。

企業法務を請け負うエリート弁護士事務所を目指す所長・別府役の杉本は「坂口くん、川口さんとがっつりと共演するのは初めてなのでとても新鮮な気持ちです。弁護士役のセリフは、感情を乗せるというよりは、説明に近いものが多いですしとにかく覚える用語が多いので、しっかりと準備して臨みたいです。『冤罪』は重いテーマに聞こえますが、それを晴らす為のアプローチは見ていてスカッとするエンタテインメントになっていますので、ぜひ楽しみにしていてください」。

冤罪事件を取材し、拓に興味を持つTV局の報道ディレクター・有馬役の市川は「冤罪って?というところから描かれているお話です。2話3話と読むにつれ、台本の行間からあふれるくらい、ドラマというかたちで伝えたいことがあるように感じました。ドキュメンタリー番組のディレクターの役としても私自身も、この作品が向かう先に、好奇心を持ってついて行きたいです」。

拓を後継者と考えている最年長弁護士・湯布院役の志賀は「冤罪をテーマにしたドラマも初めてなら、それに関わる弁護士という役も初めてです。演じ甲斐のある役だと思ってます。先の展開はまだ判りませんが、楽しみつつ演じていきたいと思います。思い込みや偏見が多くの悲劇を生んでいることを知っていただければ幸いです。また、ユーモラスな面もお楽しみください」。

拓と法廷で対峙(たいじ)することとなる検察官・指宿役の小市は「冤罪を扱うドラマと聞き、ビシッと気合いが入りました。敵対する検察官役として、それぞれの正義のもとにしっかり戦いたいと思います。私自身脚本を楽しみにしています。1話1話勿論面白いですが、徐々に明かされていく謎が気になるところです。和を大切に頑張ります。お楽しみに!」。

事務所の稼ぎ頭の弁護士・登別役の正名は「人が人を裁くがために起こるとされる『冤罪』、そのナイーブな問題にユニークな角度で切り込むこのドラマに参加できて、とても光栄です。私の役柄は、弁護士仲間として『華を添える』ならぬ『嫌味を添える』役回りです。ほどよく嫌味を添えていきたいと思っております。お楽しみに」。

仕事でミスしがちだが、実は金持ちの子息のパラリーガル・石和役の赤楚は「パラリーガル役は初めてで、法律事務所、事件、裁判等今まで生きてきた中ではあまり触れてきていない、関わりのなかった世界だと感じましたが、台本を読むにつれ、冤罪事件は身近にあるものであると改めて怖さを感じました。法律に関する知識等を色々勉強して挑ませていただきます」と、それぞれコメントしている。

荻野哲弘プロデューサーは「日テレドラマとしては、久しぶりの骨太な題材に、豪華キャストの皆さんや優秀なスタッフと共に挑める幸せを噛みしめています。拓と楓のやり取りにクスッと笑い、秋保が行う実証実験にワクワクし、冤罪に苦しむ人々に感情を揺さぶられる……そんな大人の方にも楽しんでいただけるエンタテインメント・ドラマを目指します!」と話した。