JR東日本は27日、大みそかから元旦にかけて首都圏で実施する終夜運転の概要を発表した。今年度も山手線、京浜東北・根岸線、中央線・総武線、埼京線、湘南新宿ライン、横須賀線、京葉線など首都圏の13路線で終夜運転を実施するという。

  • JR東日本は今年度も12月31日深夜から1月1日早朝にかけて、山手線、京浜東北・根岸線など首都圏の各路線で終夜運転を実施する

山手線は内回り・外回りともに12分間隔で終夜運転。京浜東北・根岸線は大宮~桜木町間約20~40分間隔、桜木町~大船間約60~80分間隔で終夜運転を行う。中央線東京~高尾間は約20~45分間隔で各駅停車を運転。中央・総武線各駅停車も中野~千葉間にて、約20~50分間隔で終夜運転を実施する。青梅線は2~5時台に臨時快速「武蔵御嶽神社初日の出号」を上下各3本、立川~御嶽間にて運転。青梅~御嶽間で快速運転を行い、途中駅(宮ノ平~沢井間各駅)には停車しない。

埼京線は大崎~大宮間にて約60分間隔で終夜運転を実施し、りんかい線との直通運転も行う。湘南新宿ラインは大宮~逗子間(一部列車は宇都宮駅・小山駅・大船駅発着)で約60分間隔、横須賀線は品川~逗子間で約60分間隔の終夜運転を行い、西大井~逗子間では湘南新宿ラインと横須賀線の列車による約30分間隔の運転となる。高崎線は上野~籠原間で上下各2本を設定。大宮駅で湘南新宿ラインの列車と接続する。

京葉線は東京~海浜幕張間で約15~30分間隔、海浜幕張~蘇我間で約45分間隔、東京~西船橋間で約45分間隔の終夜運転を実施。常磐線は綾瀬~我孫子間で各駅停車を上下各2本設定し、東京メトロ千代田線との直通運転を行う。成田線我孫子~成田間も上下各2本の列車を設定。総武本線・成田線千葉~成田間は約60分間隔で終夜運転を行い、東千葉駅には停車しない。なお、JR東日本では首都圏13路線での終夜運転に加え、伊豆・犬吠埼・南房総方面へ初日の出鑑賞に便利な直通列車の運転も予定している。