現在放送中の特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズ最新作『神ノ牙‐JINGA‐』のファンに向けた上映会&トークイベントが、11月15日に新宿・バルト9にて開催された。

  • 左から松野井雅、影煌騎士狼是、井上正大、向里憂香

2005年に第1作が放送された『牙狼<GARO>』とは、古代から人間を脅かす魔獣「ホラー」と、これを殲滅する使命を帯びた「魔戒騎士」との暗闘を描いた人気シリーズである。

『神ノ牙‐JINGA‐』では、2015年に放送されたTVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLDSTORM- 翔』、そして2018年公開の映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』に登場した人気キャラクター・ジンガを主役に迎え、新たな魔戒騎士の物語が繰り広げられている。

かつて最凶のホラーと呼ばれたジンガは、遥かな時を経て「魔戒騎士・御影神牙」へと転生。人間界で暴れるホラーを魔戒剣で討伐する神牙だが、ある時ホラーとの戦いで右腕に深い傷を負う。これ以来、神牙が斬ったホラーは元の人間の姿に戻るようになった。魔戒騎士の歴史上でも過去に例のない能力を身に着けた神牙は「ホラーのいない世界」を作るべく、ホラーと化した人間を元に戻す"戦い"を繰り広げていく。しかし、そんな神牙に"ある異変"が起きる……。

ただいま『神ノ牙‐JINGA‐』のテレビ放送は、11月16日にEPISODE 06「裏/表」が放送され、そのミステリアスな展開や凄絶そのもののアクションといったさまざまな魅力によって、多くの話題を集めている。これからの"後半戦"に向けてますますストーリーが盛り上がっていく中、御影神牙を演じる井上正大、神牙のパートナーを務める魔戒法師・楓沙を演じる向里憂香、そしてホラージンガと行動を共にしていたアミリを演じる松野井雅がステージに登壇し、これまでの『神ノ牙‐JINGA‐』を振り返ると共に、後半エピソードへの期待を煽るトークを繰り広げた。

『神ノ牙-JINGA-』では神牙にホラーの気配を知らせる魔導具「アルヴァ」の声として出演している松野井が、本イベントのMCを担当。大胆なスリットの入ったセクシーなドレス姿で登壇した松野井は、その妖艶なる佇まいからは意外に思えるほど気さくで明るいトークを連発し、見事なる進行で井上、向里をリードしていた。

ホラージンガではなく、魔戒騎士・御影神牙として初めてファンの前に姿を見せた井上は、テレビ本編と変わらぬさわやかな笑顔であいさつを行ったのち、「神牙の衣装は暑くて重くて大変。夏の暑い時期に撮影したEPISODE 02ではズボンが汗で足に貼りついてしまい、2枚も破いてしまった」と、撮影での苦労話を語った。

『牙狼<GARO>』シリーズのイベントには初参加となる向里は、「やっとみなさんにお会いすることができました!」と興奮気味にあいさつ。自分を迎え入れるファンのあたたかい拍手を浴びて、感激する場面も見られた。

ステージには、神牙が鎧を召還した姿である「影煌騎士(えいこうきし)狼是(ローゼ)」もさっそうと姿を見せ、その勇ましく凛々しい立ち姿で大勢のファンを沸かせた。

スクリーンにて上映されたのは、事前にTwitterにてアンケートを行い、もっとも人気の高かったEPISODE 04「疑念/目覚」。このエピソードでは、凄腕の魔戒騎士・狼斬(ろざん/演:高杉亘)と若き魔戒騎士・紫仗(しじょう/演:菅原昌規)が登場し、神牙や楓沙と関わっていくが、井上は映像を観ながら、「高杉さんカッコいいな~」と高杉の渋い存在感とドスの効いたセリフを絶賛。そして井上、向里、松野井による劇中セリフをナマ再現するなどして、ファンを喜ばせていた。

上映後、井上は「映画館の大きなスクリーンで観ると、迫力が違うね! もうすべてのエピソードを上映してほしい!」と、全13エピソード(0~12)のマラソン上映を熱望した。また、会場には紫仗を演じた菅原昌規が来ており、井上が菅原のもとにかけよって感想を聞き、さらにはショッキングな劇中シーンを再現するなどして、大いに盛り上がった。

続いて、イベント当日のオンエア作品であるEPISODE 06「裏/表」が先行上映された。このエピソードは井上にとってもかなり気合いの入ったアクションシーンが大きな見どころとなり、松野井が「いったい、どうやって撮影したの!?」と驚くほどの優れた映像技術や幻想的な演出が施され、30分番組とは思えない濃厚な内容が詰め込まれた傑作に仕上がっている。井上は「自分の相手が自分、ですからね。撮影は大変でしたよ。カメラがこちらを向いているときは相手を挑発していて、カメラが反対を向くとタタタタって回りこんで『お前は何者だ!』とリアクションをとったり(笑)」と、通常の2倍以上の苦労をかけて撮影した秘話を明かした。

大興奮のEPISODE 06に続くEPISODE 07は、11月22日(木)深夜にTOKYO MXおよびBS11で放送。EPISODE 07には、人気子役として数々のドラマやバラエティ番組で活躍した鈴木福が、昴流(すばる)役でゲスト出演することが明らかとされている。幼いころから特撮ヒーローが大好きという鈴木は、「今回、本格的なアクション、ワイヤーを使った戦闘シーンなど、小さい頃からやりたかったことができて、とても嬉しかったです! 自分でもどんなふうに写っているか楽しみです(笑)。いやらしい役ですが、かっこいいのでぜひ楽しみに観てください」とコメントを寄せている。井上は鈴木の印象について「かわいかったですよ! クランクアップのときにこっちへ来てくれて『僕、仮面ライダーディケイド大好きでした! 一緒に写真撮っていいですか』なんて言ってくれました(笑)」と、井上がかつて主演していた『仮面ライダーディケイド』(2009年)のファンでもあった鈴木と仲良く写真を撮ったことを笑顔で語った。

さらなるトピックスとしては、EPISODE 09の監督を井上正大が務めるということも発表された。井上によれば、このイベントに出演する直前まで編集作業を行っていて、作品の完成は翌日になるという。井上は「今回、ひとり2役だと思っていたら、監督をやるのでひとり3役ですね(笑)。10年以上も続く牙狼<GARO>シリーズで監督をやらせていただけるのは光栄で、嬉しく思います」と力強くコメント。井上監督の演出について松野井が「厳しかったですね。やっぱり自分が役者だから他の人にも高いものを要求するのかな」と語ると、井上が「違うんですよ。(松野井が)ときどき訛ってるんですよ。それがアミリのキャラなのか、ただの訛りなのかがわからなくて(笑)」と、松野井のイントネーションについて気になった部分を苦笑まじりに話していた。

また、テレビシリーズ『神ノ牙‐JINGA‐』に続き、井上が総指揮、演出、主演を務める舞台「『神ノ牙-JINGA-転生』~消えるのは俺じゃない、世界だ。~」の全容も発表された。2019年1月5日から14日まで、東京・天王洲の「銀河劇場」にて上演されるこの舞台について、井上からは「舞台を観ていただけると、テレビドラマの内容がさらに深まるのではないかと思います。そのへんも、楽しみにしていただければ」と、少なめな言葉ながら自信のほどをのぞかせていた。

(C)2018「JINGA」雨宮慶太/東北新社