NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは11月8日、「消費者の自由裁量所得と使途の状況に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年6月25~26日、有効回答は10~60代の個人2,006人。

自由裁量所得、平均額は2万4,096円

  • 性別・居住型別/世代別・居住型別 自由裁量所得の平均値(月)

1カ月あたりの自由裁量所得(個人的に自由に使えるお金)を調べたところ、全体の平均額は2万4,096円。男女別では、男性2万7,553円、女性2万680円と、女性より男性の方が7,000円近く多かった。

居住形態別にみると、男女ともに単身居住者より同居者がいる人(以下、同居者)の方が約3,000円多かった。世代別では、60代を除く10~50代は単身居住者の方が多く、特に10代と30代~50代の単身者は同居者と比べて8,000円前後の開きがみられた。

自由裁量所得の使い道について、23項目の中から該当するものを選んでもらい、それらの「1カ月あたりの平均支出金額」と「1週間あたりの平均消費時間」を自由記入式で尋ねたところ、1カ月あたりの平均支出金額の回答が多かったのは、「ショッピング」(854人)、「お菓子・お茶・コーヒーなどの嗜好品」(746人)、「外食・グルメ」(720人)となった。

居住形態別では、概して単身居住者の方が同居者より支出が多い傾向がみられ、特に「外食・グルメ」(単身者1万7,286円、同居者7,380円)と「貯蓄」(3万3,748円、2万5,857円)では1万円前後の開きがあった。