新生銀行は6月27日、「2017年サラリーマンのお小遣い調査」の結果を発表した。調査期間は4月7日~9日、有効回答は20~50代の有職者2,714人。
50代は唯一4万円超え
男性会社員の毎月のお小遣い額(昼食代含む)は平均3万7,428円。前年より445円減少し、1979年の調査開始以来、2番目に低い金額となった(最低額は1982年の3万4,100円)。
年代別にみると、20代は同5,502円減の3万5,377円、30代はやや減少の3万4,785円、40代はほぼ同水準の3万5,475円。一方、50代は同5,927円増の4万4,040円と唯一4万円を超え、他年代とは8,000円以上の格差があった。
女性会社員のお小遣い額は同449円増の3万3,951円。年代別では、20代は同3,903円増の4万2,123円と男性会社員50代とほぼ同水準となったほか、30代は3万3,344円、40代は3万1,473円と、共に前年から微増した。一方、50代は2万8,833円と前年より3,395円減少した。
男性会社員の昼食代は同3円増の590円と、前年とほぼ同水準。女性会社員の昼食代は同93円減の581円と、2014年の調査開始以来、初めて減少した。
男性会社員の1回当たりの飲み代は、外での飲み代が5,286円、自宅での飲み代2,615円。女性会社員の飲み代は、外での飲み代が4,539円、自宅での飲み代が2,346円だった。
職場で「働き方改革があった」と答えた割合は、男性会社員32.7%、女性会社員29.8%。内容については、「残業が減った」(男性53.9%、女性51.9%)、「定時で帰宅できる日数が増えた」(男性30.0%、女性28.1%)、「有休が取りやすくなった」(男性30.5%、女性27.2%)が上位に入った。