WOWOWで来年1月からスタートする滝沢秀明主演の連続ドラマ『孤高のメス』に、仲村トオル、長塚京三、石丸幹二、工藤阿須加、山本美月が出演することが明らかになった。なお、スタート日は1月13日に決定した。

  • 上段左から、長塚京三、仲村トオル、石丸幹二、下段左から、工藤阿須加、山本美月

ドラマは滝沢演じる外科医・当麻鉄彦が臓器移植がタブー視されていた1980年代後半、医療先進国アメリカで研鑽を積んだ後、地方の民間病院に赴任するところから始まる。「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、当麻はあらゆる難手術に挑み、目の前の患者たちの命を救っていく。しかし、日本初の臓器移植手術を前に、権力絶対主義と古い慣習に塗り固められた医療体制がその行く手を阻もうとする。 滝沢演じる当麻鉄彦が働く甦生記念病院の医師の派遣元である、近江大学医学部外科の助教授・実川剛役を演じる仲村は「1984年に父を亡くした時にいくつかの、その時代ならではの医療の事情、そのために存在する壁を強く強く感じました。1989年の日本の医学界を舞台に描かれるこの『孤高のメス』は、自分にとってまったく他人事ではありません」と自らの経験を交えコメント。

甦生記念病院がある湖水町の町長・大川松男(長塚京三)の娘で、当麻と共に働く大川翔子役の山本は「仕事での自分、プライベートでの自分、誰もが持っている 二面性をしっかりと描いていただいているので、看護師として、ひとりの女性としての大川翔子の成長を表現できたらと思って演じています。他の医療ドラマよりも生死がリアルに描かれている作品だと思います。現代の医療ドラマとはまた違ったこの作品をたくさんの方に観ていただければ嬉しいです」と、ドラマの見どころについて語っている。

ほかにも甦生記念病院の院長であり、当麻の良き理解者でもある島田光治役に石丸幹二、甦生記念病院に近江大から派遣されている外科医・青木隆三役に工藤阿須加がそれぞれキャスティング。加えて宮川一朗太、キムラ緑子、利重剛、三浦誠己、近藤公園、六平直政、本田博太郎らも出演する。

連続ドラマ『孤高のメス』は2019年1月13日(毎週日曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。全8話(初回無料放送)。