いすみ鉄道は旧国鉄の準急「房総」の運転開始から11月10日で60周年を迎えることを記念し、同日から記念イベントを実施する。記念日当日(11月10日)と11月11・17・18日の計4日間、復刻したヘッドマークを掲出した列車を運転する。

  • 準急「房総」「京葉」復刻ヘッドマーク装着イメージ

復刻ヘッドマークは、準急「房総」「京葉」で1958(昭和33)~1961(昭和36)年頃まで使用されたデザインを再現。いすみ鉄道の急行列車(101D~105D)に掲出して運転予定だが、その他のキハ28形使用列車(快速・普通列車)に取り付ける場合もあるという。

準急「房総」が運転を開始した1958(昭和33)年当時を再現した記念硬券準急券も発売。大原駅発と大多喜駅発の2種類で、価格は各300円。11月10~18日に大原駅・大多喜駅と急行列車内で販売する。国吉駅ではイベント時限定の準急券(300円)を11月10・11・17・18日の4日間販売する。

記念グッズ各種や記念弁当も発売。記念グッズは準急「房総」「京葉」のヘッドマークを掲げた列車などをデザインしたクリアファイル(2枚1セットで600円)、ヘッドマークを再現したマグネット(2種1セットで550円)など4種類。記念弁当は沿線事業者とコラボした「房総弁当」(1,000円)と「京葉弁当」(1,200円)の2種類で、それぞれ弁当の名称になった準急のヘッドマークをデザインした特製掛け紙が付く。弁当は製造業者がそれぞれ予約を受け付ける。