EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐と、女優の平祐奈が、映画『10万分の1』(2019年以降公開)でW主演を務めることが26日、明らかになった。

  • 左から白濱亜嵐、平祐奈

    左から白濱亜嵐、平祐奈

同作は宮坂香帆による、同名の人気コミックを実写映画化。累計120万部で、感動のクライマックスとなる最終巻(9巻)が本日発売される。剣道部所属のスポーツマンでイケメンのモテ男子・桐谷蓮(白濱)と、剣道部のマネージャーで中学からの仲良しグループのメンバー・桜木莉乃(平)。互いに意識し合い、付き合い始めるが、莉乃の体に異変が起き始める。もうすぐ動かなくなる莉乃の病気に、恋も友情も加速していく。

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎がメガホンを取り、今月クランクインした。三木監督は「原作を読み、ALSという病気に向き合って闘っていく若い2人の姿に心動かされました」と語る。映像化にあたっては「まず考えたのはリアリティ」と明かし、「病気と向かう心を深く、そして繊細に描いて行きたいと思っています。現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らのチカラになる作品にしたい」と意気込んだ。さらに「少しでもたくさんの人にALSという病気を知ってもらい、少しでも社会の理解が増えることを願っています」と決意を語った。

白濱亜嵐コメント

今回僕が演じる桐谷蓮は部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っ直ぐなキャラクターだと感じています。その中でも特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います! 公開を楽しみにしていて下さい!!

平祐奈コメント

今回、桜木莉乃役をさせて頂けること、いろんな不安もありますが、また新たな挑戦に楽しみでもあります。元々、原作が大好きで読んでいたので、莉乃になれるという事はとても光栄に思います。難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります。

宮坂香帆(原作者)コメント

こうして公式に発表できてホッとしています。
莉乃や蓮、比名瀬に千紘達が役者さん達によって新たに命が吹き込まれることが今から楽しみで仕方ありません。
まだどんな映像作品になるかは想像がつきませんが、俳優さんを始め映像化に関わって下さる多くの方が『10万分の1』の世界に対して真摯に向き合って下さっているので、一観客として完成の日を待ちたいと思います。