ITコミュニケーションズは10月19日、運営するサイト「LIBERTY GRAPH」にて、「リモートワーク」に関する調査結果を発表した。調査は8月、リモートワーク・テレワークで働く20~60代の女性100名を対象に、インターネットで行われた。

  • 現在の職業

    現在の職業

はじめに、現在の職業について聞いたところ、「会社員・公務員」として働いている人が最も多く、76%を占める結果に。以下、「自営業」(11%)、「自由業・フリーランス」(7%)、「派遣・契約社員」(4%)、「経営者・役員」(2%)となり、リモートワークで働く女性の大半が、会社員や公務員であることがわかった。

  • リモートワークを検討するきっかけ

    リモートワークを検討するきっかけ

続いて、リモートワークを始めた時のことについて調査を実施した。まず、リモートワークを始めた時期について聞いたところ、「1年未満」(28%)や「1~2年前」(30%)という人が多く、半数以上が、ここ2年以内に始めていたことが明らかに。

そのきっかけを聞くと、「会社でリモートワークについての説明を聞いたから」(26%)が最も多く、次いで「会社の上司・同僚などにすすめられたから」(22%)、「会社からすすめられたから/セミナーなどでリモートワークの話を聞いたから」(21%)、「同じ社内の、すでにリモートワークを始めている人の話を聞いたから 」(20%)と続いた。

  • 働き方の満足度は変わりましたか?(項目別)

    働き方の満足度は変わりましたか?(項目別)

リモートワークを始めた前と後で、働き方の満足度が変わったか聞いたところ、70%が「満足度があがった」と回答。「さがった」は27%、「変わらない」は3%だった。

満足度があがった項目としては、「仕事の生産性があがった」が最も多く70%。そのほか、「体力的負担が減った」(65%)、「通勤時間の負担が減った」(64%)、「精神的負担が減った」(61%)といった項目が上位に。一方、最も満足度が低かったのは「収入」で、収入が「増えたと思わない」が27%、「どちらともいえない」が47%となり、「収入が増えた」と回答した人の割合は、26%にとどまった。

そのほか調査では、「仕事の生産性があがった」という人の多くはLINE、Slack、Skypeなどでチャットを活用していること、リモートワークの三大お悩みは「コミュニケーション」「セキュリティ」「時間コントロール」ということがわかったという。