JR九州と宮崎交通は18日、宮崎駅西口に商業施設とオフィスフロアを備えた複合ビルを建設する共同開発計画を公表した。2020年秋の開業をめざす。

  • 宮崎駅西口外観イメージ

複合ビルは駅前の県道を挟む2棟からなり、駅に近い「駅前用地」(4,200平方メートル)に10階建て、駅から見て県道の向こう側にあたる「広島用地」(3,100平方メートル)に6階建てのビルをそれぞれ建設する。

駅前用地のビルは1~4階を商業施設「アミュプラザ宮崎」とし、5・6階は映画館(シネコン)、7~10階はオフィスに。広島用地に建てるビルは全階を商業施設とする。

  • 駅前用地外観イメージ

  • 広島用地外観イメージ

  • 駅前用地と広島用地外観イメージ

あわせて宮崎駅の改良工事と高架下商業施設の改装にも着手する。明るく、より利用しやすい駅にするとともに、これまで以上ににぎわい効果が広がる高架下商業施設をめざす。駅西口駅前広場についても、イベントなどが実施できる広場空間や歩きやすい歩行者空間をつくるため、宮崎県などと連携して改良に関する検討を進める。