女優の有村架純が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜22:00~)の第1話が9日に放送され、視聴率が6.0%だったことが10日、わかった(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

『中学聖日記』主演の有村架純

『中学聖日記』主演の有村架純

女性向け漫画雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこ氏による同名漫画が原作。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、赴任先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に心惹かれていく女性教師・末永聖(有村)の“禁断の純愛”を、儚くも美しく描く。晶役の岡田は、今作が芸能界デビューとなる新人で、1年にわたるオーディションでこの役をつかみとった。

第1話は、大学卒業後、国語の非常勤講師を経て、片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した末永聖(有村)。子どもの頃からの夢だった教師になり張り切るも、担任となった3年1組の生徒たちには着任早々からかわれたり、教頭の塩谷三千代(夏木マリ)からは服装のことで注意を受けるなど、どこかやる気が空回りしてしまう。

中でも生徒のひとり、黒岩晶(岡田)は聖に心ない言葉を浴びせるなど、何を考えているか分からない彼の行動に振り回される聖。一方、大学時代からの恋人・川合勝太郎(町田啓太)とは遠距離恋愛中で、仕事に追われる勝太郎とはなかなかコミュニケーションが取れない日々が続いていた。

教師としての自信をなくし、恋人との関係にも不安な思いを抱える聖だったが、生徒たちと向き合おうと奮闘する。そんな中、クラスメイトの九重順一郎(若林時英)、岩崎るな(小野莉奈)、白石淳紀(西本まりん)と遊びに出かけた晶がある事件を起こしてしまう。事件のことを知った聖は……という展開だった。