俳優の金子ノブアキが、4日に放送されるフジテレビ系番組『直撃!シンソウ坂上SP 独占スクープ! サリン事件極秘資料―オウム“天才”信者VS伝説の刑事―』(19:57～21:54)で、再び“伝説の刑事”を演じる。
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吉田宗洋(左)と金子ノブアキ＝フジテレビ提供
番組では、「オウム真理教事件」を取材し続けているフジテレビ報道局と協力し、独自取材を続ける中で、地下鉄サリン事件の解決の裏側に、ロス疑惑、トリカブト保険金目的殺人事件、宮崎勤・元死刑囚による東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件など、昭和の犯罪史に残る数々の事件を担当してきた“伝説の刑事”大峯泰廣氏と、“天才信者”と呼ばれたオウム真理教第二厚生省大臣の土谷正実・元死刑囚との緊迫した取り調べがあったことを突き止めた。
さらに、土谷・元死刑囚に関する極秘資料をスクープ。当時の報道映像も駆使しながら、“伝説の刑事”と“オウム天才信者”の知られざる攻防をドキュメンタリードラマ化する。
この大峯刑事役は、昨年10月に放送された『衝撃スクープSP 30年目の真実～東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯～宮崎勤の肉声～』でも大峯刑事(「柘植」という仮名で登場)を演じた金子。「一俳優として、同じ人物を演じさせていただくのはすごく光栄です。大峯刑事が、それほど多くの事件に関わってきたということですので改めて感服いたしますし、僕自身が演じさせていただくこともいまだに信じがたいです。今回のような取り組みは、本当に意味のあることだと考えていますので、俳優の1人として身の引き締まる思いです」と語っている。
そのほか、事件を取材するテレビリポーターを秋元才加、大峯刑事の相棒刑事を高橋努さん、騒動の渦中に刺殺された当時の教団ナンバー2・村井秀夫氏を大浦龍宇一、そして土谷・元死刑囚を吉田宗洋が演じる。
ドキュメンタリードラマでは、土谷・元死刑囚が逮捕された経緯、取調室内での大峯刑事と土谷・元死刑囚との緊迫したやり取り、そして徹底して黙秘を貫いていた土谷・元死刑囚がサリンを作ったと供述するまでの複雑に入り組んだ心理的葛藤などを丹念に描写。教祖・麻原彰晃・元死刑囚への強い信仰心から、取り調べでは完全黙秘を貫いていた土谷・元死刑囚から自供を引き出した大峯刑事の法律ギリギリの一手、サリン生成の際に村井氏や中川智正・元死刑囚との間で交わされた生々しい会話、卓越した頭脳を持ちながらも、土谷・元死刑囚が盲目的に化学兵器を製造し続けた理由などを克明にあぶり出していく。
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