京王電鉄は26日、高尾山の紅葉シーズンである11月の土日祝日を中心とした計9日間の15時以降に、高尾山口発新宿行の臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」を運行すると発表した。「京王ライナー」と同様に5000系(10両編成・クロスシート)を使用し、高尾山口駅から新宿駅まで途中駅での乗降は行わずに運行する。

  • 高尾線を走る京王電鉄5000系

高尾山は1年の中でも毎年11月が最も来山者数が多く、とくに15~18時の間に帰りの電車を利用する乗客が集中するという。そこで、最も混雑が集中する紅葉シーズン、高尾登山から快適にゆったりと帰宅してもらうことを目的に、臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」を初めて運行することになった。

運行日は11月10・11・17・18・21・22・23・24・25日の計9日間。土日祝日は高尾山口駅15時1分発・新宿駅15時54分着と高尾山口駅17時9分発・新宿駅18時9分着の1日2本、平日は高尾山口駅15時4分発・新宿駅15時54分着の1日1本を運行する。

  • 高尾山口駅

  • 「Mt.TAKAO号」の運行日(11月)

  • 「Mt.TAKAO号」の時刻表

「Mt.TAKAO号」の座席指定券は一律400円(乗車券が別途必要)。高尾山口駅で購入することができる。乗車した全員に木目調のオリジナル乗車記念カードも配布する。座席数は各列車438席で、満席になり次第終了となる。