女優の永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(毎週月~土曜8:00~)の脚本を手掛けた北川悦吏子氏が、21日放送の同局朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合 毎週月~金曜8:15~)にVTR出演し、今後のドラマの見どころについて語った。

『半分、青い。』鈴愛役の永野芽郁と律役の佐藤健

鈴愛役の永野芽郁と律役の佐藤健

北川氏は「鈴愛と律がどうなるかと思って見ている方は多いと思うんですけど、ちゃんとそれにはお応えできるラストになっていると思うので、ぜひ見ていただきたい」と話し、「しっぽまであんこが入ったたい焼きのようにみっちりしています。見応えがあると思います」と“たい焼き”に例えた。

また、「明日絶対見てね!」とメッセージ。「最終話ですごく展開があったりいろいろあるので、その前兆としての土曜日、明日を必ず見てください」と呼びかけた。

そして、「人が試される最終週です。どう生きるかということを突きつける最終週」と予告し、「朝のドラマとしてはシビアなことをあえて書いてきたという自覚があって」と北川氏。「鈴愛ちゃんが漫画家を目指す。普通だったら成功して漫画家になりますよね。それが神様にダメだと言われた、ノーだとわかってやめるとか、そういうことあえて私は逃げないで書いた。綿々とそういうことを書き続けてきて、最終週もその集大成というか、でも鈴愛が鈴愛なりのゴールを見つける」と語った。

さらに、「『私はゴールよりスタートを切ってたい』というセリフがあるんですけど、それが鈴愛を表していると思うし、このドラマを表したセリフだなと思っています」と話した。