女優の国生さゆりが、12日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演し、2年前の破局騒動以来、バラエティ番組から姿を消した理由を明かした。
1985年におニャン子クラブの一員としてデビューし、19歳でドラマの主演に抜てきされた国生。しかし、女優としての人気は長続きせず、次第に脇役が増えていったことで「自分がなりたいと思っていた人になれないと思った。ちょっと自信をなくしていったんだろうね」と、危機感を覚えたという。
そうして思うようにいかない日々が続く中、国生は恋愛に走り、2度の結婚と離婚を経験。さらに、数々の芸能人と浮名を流して世間を騒がせるようになると、次第に女優の仕事は減り、バラエティ番組が主戦場になっていた。
そんな状況に、国生は「(思い描いていた自分と進んできた道が)ちょっと違っちゃったかもね。自分の責任なんだけどさ(笑)。やらかし方がちょっと…。やらかしすぎでしょ、いろんなことをね」と回想。恋愛について、「周りの人は止めたもん。だから人の言うこと聞いておけばよかった」と後悔した。
そこで、50歳を機に、過去への思いを断ち切るための断捨離を決行。かつての恋人との思い出の品も断捨離し、その理由を「過去との決別っていうことでもないんだけど、ちゃんと『ありがとう』とか『こういう思い出があったな』とか、『このテーブルにはいつもこういうものが置いてあって、このお茶碗であの人とご飯食べたな』とか、『お茶を飲んだな』って思い出を1回振り返ることができたから、そこにとらわれなくて良いんじゃないの?って思った」と明かした。
そんな国生に、MCの梅沢富美男が「今後再婚はあるんですか?」と直撃。すると国生は「いやぁ、もう多分…。恋愛をすると自分を主に置かずに、相手を主においてしまうので、どんどん自分がなくなっていく。相手もびっくりして『えっ!そこまでやるの?』って怖くなってしまうんじゃないかなって思って。だからちょっと無理かなって思いますね」と消極的な考えを示した。