湘南モノレールは28日、ドイツのモノレール事業者「ヴッパータール空中鉄道」と姉妹提携を結ぶと発表した。提携を記念し、ヘッドマークの掲出やラッピング車両の運行、記念グッズ発売などの企画を順次実施する。

  • 姉妹懸垂式モノレール提携記念ヘッドマーク

提携相手となるヴッパータ―ル空中鉄道は、1901年3月に開業した世界最古の懸垂式モノレール。おもにライン川支流のヴッパー川の上を運行しており、年間約2,400万人が乗降する。今回の提携は、両社が世界でも珍しい懸垂式モノレールを運行している縁から生まれたという。

姉妹提携の協定書締結は9月13日の予定だが、これに先立ち9月8日には湘南モノレール大船駅構内で記念ヘッドマークの贈呈式を開催。担当運転士と車掌に記念ヘッドマークを贈呈した後、5603編成に記念ヘッドマークを装着し、当日から12月31日まで運行する。

提携を記念したC型硬券入場券(170円)と記念ヘッドマークキーホルダー(350円)は9月8日発売。大船駅降車ホームにて、9月8日9時30分から記念ヘッドマークキーホルダーとドイツ菓子専門店「アウスリーベ」の焼き菓子のセットを先着50名にプレゼントする。提携記念スタンプも9月8日から大船駅に設置される。

  • 5603編成ヘッドマーク装着イメージ

  • ヴッパータ―ル空中鉄道

9月13日から両社で記念ラッピング車両の運行がスタート。両社の車両をイラスト化したデザインで、湘南モノレールでは5603編成の中間車両に、ヴッパータール空中鉄道ではGS15NO.01号車の中間車両にラッピングを施す。